ソニー銀行は5月12日から、外国為替証拠金取引の取り扱いを開始する。

同銀行では、2001年9月から資産運用における選択肢の1つとして外貨預金を提供開始。今回、外国為替証拠金取引を開始することで、さらに多様な資産運用スタイルに対応できるようになった。

取り扱い通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドルの8通貨。通貨ペアは、対円・対米ドルから12ペアを用意する。外国為替証拠金取引レートは、インターバンク取引レートにより近いレートとなっており、市場が1銭変動するごとにレートが変動するようになっている。

取引は、システムメンテナンス時などを除く原則24時間365日で対応。インターネットバンキングはもちろん、モバイルバンキングからもアクセス可能だ。取引単位は1万通貨単位(香港ドルは10万通貨単位)で、1取引単位あたりの取引手数料は片道300円となる。発注方法は、ストリーミング注文や指値、逆指値、IFD、OCO、IFDOCO、一括決済注文など多彩な取り揃えだ。

また証拠金の入出金は、ソニーバンク円・外貨預金からリアルタイムで行え、手数料は無料。建玉の決済時は、差金決済やデリバリー取引を利用できる。なお利用条件としては、ソニーバンク円普通預金口座を所有する日本国内在住の20歳以上の人となる。