日本気象協会は3月24日より、桜の開花状況をリアルタイムで発信する桜花見情報「桜子ちゃん花見情報」を天気・気象情報サイトtenki.jpと携帯公式サイトにおいて提供開始する。

桜花見情報「桜子ちゃん花見情報」のイメージ(日本気象協会提供)

tenki.jpでは現在、「さくら情報」のページを開設して開花予想などを掲載しているが、「桜子ちゃん花見情報」ではそれにあわせて実際に開花している各地の様子をリアルタイムに発信しようというもの。各地の桜名所の公園事務所や観光協会から写真の提供を得た上で、日本気象協会の気象予報士が中心となってコメントを付ける。

レポートを行う桜の名所は沖縄県を除く全国各都道府県61地点。北海道の円山公園、青森県の弘前公園、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮、石川県の金沢城公園、奈良県の吉野山、大阪府の大阪城公園、熊本県の熊本城公園など、有名どころがずらりと並ぶ。

3月18日発表の桜前線予想図(日本気象協会提供)

日本気象協会では「各地の市民の皆様の集う桜花見の名所でありながら、遠方や海外からの旅行客の皆様もお花見ポイントとして旅程に組みこまれるような名所をえりすぐって、情報提供を行います」とコメントしている。

なお同協会では18日に3回目となる桜の開花予想(西日本~東北地方)を発表しており、「今年の桜(ソメイヨシノ)の開花や満開は西日本や東日本では平年並か早く、東北地方では平年よりも早い見込み」としている。