ソニーは28日、非接触ICカードリーダー/ライター「FeliCaポート」の累計出荷が2008年1月で500台を達成したことを明らかにした。
「FeliCaポート」は、パソコンにUSB接続する「PaSoRi」と、パソコン本体に内蔵するタイプなどがある。ソニーでは、2001年秋より「PaSoRi」を出荷。2005年の春モデル以降、国内出荷される全てのVAIOにFeliCaポートを搭載している。また、パソコンメーカー各社からもFeliCaポート搭載のパソコンが販売されており、今回発表された数字は、これらの累計数だ。
FeliCaポートは、この技術に対応した各種アプリケーション/ソフトとICカードやおサイフケータイをかざして利用する。利用用途は家庭、ビジネス、業務用途にいたるまで、実に幅広く、あらゆる場でFeliCaポートをかざす場所が増えている。たとえば、電子マネー「Edy」の利用/ネット決済/IC乗車券「Suica」「ICOCA」「PASMO」などの残高/履歴照会を行える。また、パソコンのログイン認証/ネットワーク認証/ファイ ルの暗号化などの機能で利用できる。