代官山ヒルサイドテラスのヒルサイドフォーラムにおいて、オーストリアを拠点に活動する"建築の詩人"、ハインツテーザー建築展が開催されている。期間は2月3日まで。

タイヒガルテン カルヴァリオ(クロスターノイブルク、2001-06)Photo: Atelier Tesar

ボーデ博物館(ベルリン、1996-2006)Photo: Christian Richters

テーザーは1939年、オーストリア・インスブルックに生まれ。ウイーン芸術アカデミーにおいてローランド・ライナーのもとで建築を学び、1973年ウイーンを拠点として建築家として活動を開始。欧米では「建築の詩人」として広く知られ、近年再びその活動に注目が集まっている。

プロテスタント教会(クロスターノイブルク、1993-95)Photo: Margherita Spiluttini

BTV シティフォーラム(インスブルック、2001-06)Photo: Nikolaus Schletterer

同展では、都市の伝統と文化の層の上に重ねられる新たなレイヤーである建築空間「Architecture of Layers(重層する建築)」が、都市の文脈の分析と再解釈を通して生まれる詩的なダイアローグとして形作られるテーザーの作品を紹介。教会や美術館などの公共施設、歴史的な建物の増改築のプロジェクトなど、9つの代表的な作品と最新作を、スケッチ、水彩画、大型の木製模型などを展示することで、その創造のプロセスを明らかにするとともに、ヨーロッパの伝統と深く関わりながら、オーストリアの現代建築を表現し続けるハインツ・テーザーとその建築の魅力を伝える内容となっている。

開館時間は11時~19時、開催期間中無休。料金は500円。