首都高速道路は、2月1日よりノンストップ料金収受システム(通称、ETC)の利用車を対象に、通行料金を最大平日/土曜で最大20%、日曜/祝日で最大30%を割り引く社会実験の実施を発表した。

この実験は、平日/土曜を3つの時間帯、日曜/祝日を2つの時間帯にわけ、それぞれピーク時に3%/オフピーク時に10%/夜間に20%、料金を割り引きする。時間帯の区分けは 下記のとおり。

時間帯名称 割引率 時間帯
平日/土曜 ピーク 3% 6:00~11:00前/15:00~18:00前
平日/土曜 オフピーク 10% 11:00~15:00前/18:00~22:00前
平日/土曜 夜間 20% 22:00~6:00前
日曜/祝日 日中 最大30% 6:00~22:00前
日曜/祝日 夜間 最大30% 22:00~6:00前

具体的には、普通車が東京都の首都高速を走った場合(特定料金区間ではない区間)、通常料金は700円だが、この実験を利用すると以下のように割り引きされる。

時間帯名称 利用距離 料金(円) 差額(円)
通常 - 700 0
平日/土曜 ピーク - 680 20
平日/土曜 オフピーク - 630 70
平日/土曜 夜間 - 560 140
日曜/祝日 日中 - 490 210
日曜/祝日 夜間 10km未満 490 210
日曜/祝日 夜間 10~20km未満 560 140
日曜/祝日 夜間 20km以上 630 70