京浜急行電鉄はこのほど、新橋駅東口地下駐車場にPASMO対応精算機を設置した。都内の駐車場でPASMO対応精算機が設置されたのは初の試み。9月19日に設置され、すでに利用が開始されている。

京急グループである京急新橋地下駐車場が運営する新橋駅東口地下駐車場は、収納能力が214台もある大型駐車場。立地条件から外国車や高級車の利用も多いが、左ハンドルにも対応できるよう、PASMO対応精算機は出口の左右両側に設置されている。「出庫時にPASMOの電子マネー機能を使って精算ができるようになり、精算の手間やわずらわしさが軽減されました。もちろん、Suicaでの精算も可能です」(京浜急行電鉄広報)。

京急グループは、私鉄で初めて全駅売店でのPASMO精算機導入を実施。PASMOは、8月末までに発行枚数450万枚を突破したが、その電子マネー機能を使ったカード決済は利便性が高く、その需要はさらに高まっている。京急グループは今後もグループを挙げて、PASMOへの積極的な対応とさらなるサービス向上に取り組むとしている。