東急セキュリティはこのほど、東京急行電鉄と提携し、子どもの駅通過情報を知らせる新サービス「キッズセキュリティ・駅」を導入すると発表した。このサービスは、子どもが「PASMO」で東急線の駅自動改札を通過すると、保護者の携帯電話へ通過情報がメールで配信されるというもの。開始は、12月1日を予定している。
同社は2007年4月から、塾や学校に設置された専用カードリーダーに「PASMO」をかざすと、保護者や施設管理者へ所在地確認メールを配信する「キッズセキュリティ」を提供。今回は、さらに子供の通学・通塾時の安全を確認できるサービスとして「キッズセキュリティ・駅」を導入するとしている。なお、ICカードを利用した駅改札通過情報配信サービスは、すでに「PiTaPa」で実施済みだが、「PASMO」を利用したケースは初めて。
配信される情報は、子どもの名前、通過した駅名、通過時刻の3点。小・中学生の子供とその保護者を対象に、東急線全駅(世田谷線、田園都市線渋谷駅を除く)で実施される。こども1人の月額利用料は525円で、サービスの申し込み受付は11月の予定。詳細は、同社ホームページより随時情報を掲載していくとのことだ。