日本旅行は、海外パッケージ旅行企画「マッハ」「ベストツアー」「ベストエクセレント」の2007年下期商品(10月~2008年3月)を発表した。「マッハ」はグレードにこだわったツアー商品、「ベストツアー」はリーズナブルなツアー商品、そして「ベストエクセレント」は2者の中間のものと位置づけ、3企画ともに団塊世代を中心に幅広い層へ商品アピールをしていく。今期の特徴としては、テーマとして「価値ある旅」「こだわりの旅」「おもてなしの旅」を掲げ、同社ならではのユニークなツアーを用意する。
「価値ある旅」としては、付加価値の高いツアーを提案。例えば、団塊世代向けの「リバイバル・ハネムーン イン グアム5日」(「ベストエクセレント」商品、出発日設定期間:10月2日~2008年1月13日、2名1室利用時の1名料金: 22万8,900円~28万2,900円)では、団塊世代の結婚期となる30~40年前に人気のあったハネムーンコースへ案内する。また出発日は大安・友引の日に限定し、ペアシートでのフライトを確約する。その他、来島の記念として、夫婦2名のネームプレートをつけた記念植樹のプレゼントをするという。
続いて「こだわりの旅」として、世界遺産・秘境に注目したツアーを数多く用意。「生命の起源を物語るガラパゴス諸島と世界遺産の街キト9日」(「ベストツアー」商品、出発日設定期間: 10月25日~2008年3月27日の特定日、2名1室利用時の1名料金: 48万9,900円~55万9,900円)では、ダーウィンの「進化論」の着想の原点ともいえるガラパゴス諸島を訪れる。同ツアーではダーウィン研究所や南プラザ島、ノースセイモア島などを客船で周遊する。ここでしか生息していない生き物を見物するとしている。
「おもてなしの旅」では、顧客のニーズに応え、様々な旅のスタイルを提案していく。例えば、「ハワイで暮らす12日・13日・14日」(「ベストツアー」商品、出発日設定期間: 10月1日~2008年4月20日の毎日、2名1室利用時の1名料金:16万3,900円~23万1,900円)では、長めの宿泊期間を設定し、ホテルをコンドミニアムタイプとすることで、ハワイで暮らすようなバカンスを提案する。
これらの商品は、一部先行発売している商品を除き、東京・名古屋・大阪方面ともに8月下旬に発売を予定している。