アウディ ジャパンは、独自の軽量化技術により走行性能を高めたオープンスポーツモデル、「アウディTT ロードスター」を本日より全国のアウディディーラーを通じて販売する。価格は479万円。
初代「アウディTTロードスター」は2000年5月に登場し(日本)、いままでに1,064台を販売した。これは日本市場におけるアウディTT全体の約12%を占めているという。新型「アウディTTロードスターは、初代モデルと比較し、全長、全幅、ホイールベースが拡大され、伸びやかなプロポーションに。ソフトトップを閉めた場合の空気抵抗係数は0.32を誇っている。
ファブリック製ソフトトップはフルオートマチック電動油圧作動。約12秒でオープンし、約14秒でクローズする。これは停車時はもちろん、約50km/hまでなら走行中でも開閉操作が可能。ソフトトップはヘッドライニングの下にアコースティックマットを備え、防音・断熱性をさらに高めている。電動式ウインドディフレクター(メッシュ製)が標準で装備され、ドライバーと助手席に当たる風を軽減。また、TTクーペと同様、時速120kmを超えると自動的に立ち上がり、ダウンフォースを増加させる電動式スポイラーを採用している。
ボディにはTTクーペ同様、アルミとスチールを併用したASF(アウディスペースフレーム)を採用。これによりボディ剛性の向上と軽量化を両立。また、このクラスで初めて磁性流体を使用したショックアブソーバー「アウディマグネティックライド」をオプションで設定。走行状況とドライバーのドライビングに応じてロールの安定化を行う。
グレードは前輪駆動、右ハンドルの1モデルのみ。2L(リッター)DOHCインタークーラーターボ付きエンジンは147kW(200ps)を発揮。トランスミッションには6速Sトロニック(デュアルクラッチギアボックス)を採用している。