8日、イオンは自社発行の電子マネー「WAON(ワオン)」の利用店舗を21日より拡充すると発表した。利用を開始するのは関東1都5県と山梨・新潟の一部のサティ・ビブレ34店舗。さらに同店のテナントでも順次、サービスを導入するという。これにより、約4,700店舗でWAONの利用が可能になる。

WAONは大手スーパーのジャスコなどで利用できる、イオン発行の電子マネー。4月27日から、関東1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県)と新潟県内にある96店舗(ジャスコ・マックスバリュ・イオンスーパーセンター・カルフールなど)での利用を開始した。発行枚数は13万枚(15日現在)に上る。

21日にサービスを開始するのは、関東1都5県(栃木県を除く)と新潟県・山梨県のサティ・ビブレ(34店舗)とテナント(4,560店舗)の計4,594店舗。来年度までにテナントを含む23,000店で利用できるように検討を進めているという。

今回新しくWAONの利用を開始する店舗には、電子マネー「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」、ドコモのケータイクレジットサービス「iD」も利用できる端末機を導入するとしている。