ローソンは14日、プリペイド型電子マネー「Edy(エディ)」と後払い型電子決済サービス「QUICPay(クイックペイ)」の取り扱いを開始すると発表した。取り扱いの開始時期は、QUICPayが7月中旬、Edyが8月下旬からとしている。同社では「この3つの規格以外にも、WaonやSuicaなど複数の電子マネー規格に対応させていきたい」と話している。

Edyはビットワレットが運営するプリペイド式電子マネー。8月からはローソン店頭での支払いが、今秋にはローソン店頭でのチャージができるようになる予定。また、QUICPayはJCBが運営する、モバイル決済推進協議会推奨の電子決済サービス。おサイフケータイや各種カードを電子決済端末にかざすと、事前の現金チャージを行う必要がなく、後払いで買い物ができる。なお、QUICPayとEdyは、すべてのおサイフケータイで利用可能となっている。

QUICPayとEdyの取り扱いを開始するのは、ローソン、ナチュラルローソンの全店(全国47都道府県8,473店舗、2007年4月末現在)。ローソンでは現在、ドコモのクレジットサービス「iD」を採用しているが、新たに2規格を導入することで、国内で初めてiDとQUICPay、Edyの3種類が1つの電子決済端末で決済可能になるとしている。