KTMジャパンは、大型のロードバイク「990 SUPERDUKE R(スーパーデュークR)」と「950 SUPERMOTO R(スーパーモトR)」の発売を開始した。価格は「990 SUPERDUKE R」が1,722,000円、「950 SUPERMOTO R」が1,575,000円。
「990 SUPERDUKE R」は、オフロードモデルを中心ラインナップするKTMにあって、もっともストリート(オンロード)色の強い、同社のトップモデルで、すでに発表されている「990 SUPERDUKE」(2007モデル)の上位機にあたる。エンジンは共通で、水冷4ストローク75°V型2気筒、総排気量は999cc。最高出力は88kw/9000rpm、最大トルク100Nm/7000rpm、半乾燥重量約186kg(燃料を除く)。
「990 SUPERDUKE」との違いは、削り出しのトリプルクランプの採用、オレンジ色のフレームが鮮やかな専用カラーリングなど。共通の特徴としては、ラジアルマウントブレーキキャリパー、2006モデルよりも4L増量した燃料タンク(約18.5L)、トレールとキャスター角の最適化、新サスペンション、ステアリングダンパーの装備、EUROIIIへの適合などがある。
「950 SUPERMOTO R」はアップライトなライディングポジションとなるモタードモデル。基本的な構成は2006年モデルと変わらないが、タンク・シートなどを「950 SUPERENDURO R」から採用し、専用のカラーリングが施された。エンジンは、水冷4ストローク75°V型2気筒、総排気量は942cc。最高出力は72kw/8000rpm、最大トルク94Nm/6500rpm、半乾燥重量約191kg(燃料を除く)。
またKTMジャパンは、2006年式990 SUPERDUKEなどのリコールを発表した。該当バイクのユーザーは最寄りのKTM正規ディーラーに問合せてほしい。