日産自動車と三菱自動車工業は、新たな協業事業として、OEM供給の車種を拡大することで合意したと発表した。

これにより、三菱自動車は2007年5月より軽乗用車「タウンボックス」を年間平均4千台、日産自動車に供給。日産自動車は2008年秋より小型商用車「AD/ADエキスパート」を年3千台、三菱自動車に供給する。

三菱自動車はこれまで、日産自動車に対し軽商用車「クリッパー」(三菱自動車名「ミニキャブ」)、軽乗用車「オッティ」(三菱自動車名「eKワゴン」)の2車種を供給しているが、日産自動車から三菱自動車へのOEM供給は初めてとなる。

本合意により両社は、量産効果が高まることによる生産性向上と、ニーズに合った商品ラインアップの拡充を図るとしている。