富士重工業は、フルモデルチェンジした「インプレッサ」と米国に投入する「トライベッカ」を公開、ともに米国仕様車を4月6日からニューヨークで開催される2007年ニューヨーク国際自動車ショーに出展する。インプレッサの国内投入時期や価格などは未定。トライベッカは米国では今夏以降に投入予定だが、米国専用モデルのため、国内では投入されない。
インプレッサは、リアサスペンションに新設計のダブルウィッシュボーン式を採用し、エンジン搭載位置を下げてさらなる低重心化を進めたほか、横滑り防止装置「VDC」装着車がラインナップされた。エンジンは中低速トルクを向上し、常用域で扱いやすい出力特性を実現したという。インプレッサは全てのグレードで安全性が向上し、デュアルSRSエアバッグ、サイドSRSエアバッグ、カーテンエアバッグに加え、前面衝突時にドライバーの下肢障害を軽減するセーフティペダルを採用している。ヘッドライトにはプロジェクターが継続採用されている。
2.5L DOHCターボエンジンでは、新設計のインテークマニホールドやインタークーラー、ターボチャージャーの採用で低中速トルクと燃費を向上、2.5L SOHCエンジンでは新形状吸気ポートの採用により、低中速トルクや燃費を向上し、排出ガス浄化能力も向上している。