あつは、なついですね。

もとい、夏は暑いですね~。

いや、ほんと溶けそうです。ということで、

逃げようもなく、どこにでもある夏について、ちょいとお話しようと思います。

今年も夏は暑い!

今年も暑い夏がやってまいりました。もう、エアコンが効いた家から出るのは、“滅”、であります。いや、アイスを買ってこなければ、本屋と図書館にも行きたいし~、出なければならないか、日傘を持っていくか、うー。暑くなければなあです。

さて、この暑さ、原因のその1は太陽でございます。

直観的にも、太陽のパワーはすごそうなのですが、数字にしてみると…。

太陽の放射は1m2あたり1,366Wのエネルギーを地球に届けているのです。

光も熱もぜーんぶひっくるめてで、ございますが。

専門用語では“太陽定数”と言っています。

で、電気ストーブが1,200Wといったところですから、1m四方、畳の3分の2程度の広さのエネルギー吸収装置を太陽に向けておけば、電気ストーブを連続稼働できるパワーがあるというわけです。家一軒だと10,000Whくらいなので、10m2、六畳くらいの吸収装置を1時間稼働させれば足りますな。

ということで、太陽は、ほんとすごいぞということでございます。

なんで夏と冬があるのか

さて、じゃあ、なんで夏と冬があるんじゃというところです。 そんなパワーがあるんなら、年がら年中暑いのでは、と思ってしまいます。

まず、この太陽のパワー、実は変動していることがわかっています。

ただし、かつては測定できなかったほどの小さなものです。

11年周期で0.1%程度。大気圏外の紫外線が数%程度の変化です。

まあ、夏と冬を作るのは、とっても無理なのでございます。

次に、太陽の距離です。これが1年周期で変わるのですが、これまた0.3%程度です。しかも近いのは日本では冬の1月! これまた夏が暑い理由にはなりません。

でも、太陽以外のものに原因を求めようにも、太陽ほど圧倒的に地球を暖める存在はありません。

温室効果ガスが~とかいっても、1年周期の変化を説明するのではなく、あれはじわじわと温度が上がるということでございます。

ではなぜ? というと、まず、太陽光の照射角度が関係しています。

さらに日照時間~昼間の時間の長さが効いてくるのでございます。

季節によって変わる照射角度

え? それって小学校か中学校で習った? そうですな。おさらいで恐縮ですがお付き合いください。

照射角度の効果については、1年ではなく1日の間でも感じることですな。

日が沈むときは、太陽光線が真横に近い低角度からやってくるため、地面への照射はうすまって弱くなります。まあ図のような感じですな。太陽は照っていても、夕方温度が下がっていくのはこのためです。

さらに、低角度で太陽光線がやってくると、地球の大気を長く通り、そのぶん強く光が吸収、散乱されてそれでも薄まります。まあ、すりガラスのようなフィルターがかかるということですなー。

  • 角度と太陽光

では、年間を通じてなぜ照射角度が変化するかというと、地球が、傾いて太陽を回っているからでございます。

  • 太陽の光の当たり方

傾きの角度はそのままに、太陽をめぐるために、季節によって照射角度が変わるのです。

さらに、日照時間です。同じ図をそのまま下すと、あー夏は日照時間が長く、冬が短いのがわかります。そりゃ日が照ってる時間が長ければ、しかも照射角度がキツければ、暑くなりますわということでございますな。

  • 日照時間

ちなみに、角度、続いて日照時間としたのは、夏の北極は日照時間が24時間、白夜になるが、しかしそこまで暑くならないということでございますな。

さらに、角度が一番キツくて、日照時間が長いのは6月末の夏至なのですが、暑いのは8月の初旬ですな。1日のうちでも正午より2時頃に温度のピークがあります。これは熱が蓄積されるからで、ワンテンポ遅くなるから。

というのが、義務教育で教わることでございます。結構しんどいな義務教育。

どうして日本は暑いのか?

が、しかしですな。結構頑張って説明し、ついてきていただいたのに、なんか微妙に腹落ちしていない感じがないですか?

同じ夏でも滅茶苦茶暑いのとちょっと涼しくなるのが、なんというか数日で入れ替わることがあるからですな。

もちろん天気というのはあるでしょう。雲が発達すれば、日照は抑えられ、雨がふれば気化熱もあり気温は下がります。

が、晴れ続けていても、気温が違うというのがある。激しい変化に、これまでの説明ではちとついていけないところがございますな。

そこで考えねばならぬのが、温かい/冷たい、空気のかたまりの移動です。

日本は、南に海洋、北に大陸が広がる位置にあります。

南の海洋は、日本よりさらに暑くなりやすい環境にあります。そこで温まった空気が広がって日本に押し寄せてきます。湿気をたっぷり含んだ暑いやつです。一方、北の方はやや冷たくて大陸なので乾燥した空気があります。夏の日射でこれが膨らむと冷たい空気が日本に押し寄せてきます。

北の大陸の冷たく乾燥した空気と、南の海洋の暑くて湿った空気。その両方の影響にある日本は、ちょっとしたことで温度が急変化しやすいのです。ただ全体としては、夏は南が勝つので暑いということになります。

さらにここに、南の海洋の温度分布の変化であるエルニーニョだったりラニーニャだったりした現象がからんできます。

いやー、夏は暑いって結構面倒でございますな。

とりあえず、対策として、水風呂に入ることにします。

う、水道水がすでにお湯だ…。ではまた。