Windows Centralは7月31日(米国時間)、「Microsoft confirms it will make Windows 11 run better on PCs with 8GB RAM: Promises continued focus on fixing Windows' biggest issues this year|Windows Central」において、Microsoftがメモリ容量8GBのデバイス向けにWindows 11を最適化する方針を示したと伝えた。
この方針は同社のWindowsおよびデバイス部門プレジデントを務めるPavan Davuluri氏の投稿で明らかになった。投稿の内容は多岐にわたるが、前半部分では3月に発表したWindows 11の改善計画の進捗、6月開催のBuild 2026で発表した開発者向けエクスペリエンスの現状などを説明した。
後半に今後の方針が示され、その中で4つの新しい取り組みが公表された。
4つの改善策を発表
MicrosoftがWindows 11の改善計画として新たに始める取り組みは次のとおり。
- Windows 11のセットアップ体験をより迅速かつ効率的なものにする
- Windows 11を8GB以上のメモリを搭載したデバイス向けに最適化する。具体的にはWindowsのメモリー使用量を削減することで高速かつ応答性の高いWindowsエクスペリエンスを実現する。ただし「日常的に使用するPC全体」が対象としており、負荷の高い作業は対象外とみられる
- ペアレンタルコントロール機能に簡単にアクセスできるように改善し、家族利用の利便性を高める
- 主要なアプリで自然かつスムーズな音声操作を実現する
いずれの取り組みも「どのようにして実現するのか」の部分が省略されており、ユーザーに与える影響は定かでない。Windows Centralの記者は8GBメモリーの最適化について、WebUIからWinUIへの移行が中心的な取り組みになると予想し、外観および操作性は維持されるとの考えを示している。
音声操作の強化も計画
取り組みの最後で示された音声操作は、アクセシビリティ機能の強化だけではない可能性がある。Microsoftは過去に、AI OSの操作方法としてキーボードやマウスを必要としない音声操作を実現すると述べていた。
これは音声でAIに指示を出し、AIが実際の操作を代行する仕組みの実現だ。今回の「自然かつスムーズな音声操作」は、このインターフェイス開発との関連が予想される。
MicrosoftがWindows全体をAI OSに移行させる方針なのかは定かでない。2つの方向性をユーザーに示す可能性もあるが、いずれにせよ同社はAI OSの実現を諦めていないものと推測される。
