Windows Reportは7月29日(現地時間)、「Chrome's floating AI Mode compose box now lets users attach files, images, and Drive documents」において、Googleの開発版ブラウザ「Chrome Canary」に搭載されたフローティング表示のAIモード入力欄「Omnibox Everywhere」が更新され、ファイルや画像、Google Driveドキュメントの添付に対応したと伝えた。
AIモード入力欄「Omnibox Everywhere」が進化
この入力欄はWindowsのChrome Canaryでショートカットキー「Ctrl+Shift+Space」を入力することで、閲覧中のWebページ上から呼び出せる。利用者はプロンプトの入力、GeminiのAutoまたはProモデルの選択、コンテキストの添付などを実行してからAIモードへ移行できるという。
現在は「実験的Loom機能」の一部として開発が続けられており、利用には機能フラグ「#omnibox-loom」および「#composebox-skills-omnibox-everywhere」の有効化が必要だ。「chrome://flags」にアクセスし、これらフラグを「Enabled」に変更後、Chromeを再起動することで動作を確認できる。
ファイルや画像、Google Driveを添付可能に
最新版では「画像を追加」、「ファイルを追加」、Geminiモデルの選択が可能とされ、これら機能はいずれも正常に動作したという。しかしながら、「タブの追加」は動作しなかったと報告しており、実装は完了していないとみられる。
プロンプトを送信すると、新しいタブでAIモードが開き、選択したコンテキストも自動的に引き継がれる。そのため、AIモードを開いてから資料を追加する手間がなくなり、閲覧中のページから直接対話をはじめられる仕組みだ。
なお筆者環境で実験したところ、1世代古いインタフェースが確認された。Windows Reportが公開した最新版とは異なり、Geminiモデルの選択肢などが存在しておらず、このバージョンではファイルを追加することができない。
GoogleはChromeへのGemini統合を段階的に進めており、今回の機能もブラウザからAIをシームレスに利用する取り組みの一環とみられる。ただし現時点ではChrome Canary限定の実験機能であり、正式版への提供時期は明らかになっていない。

