この半導体ニュースのまとめ

・SIAによると2026年5月の世界半導体売上高は1206億ドルとなり、前月比9.2%増、前年同月比104.1%増を記録
・月次売上高として過去最高となり、前月比での増加は15カ月連続となった
・地域別では米州、アジア太平洋/その他、中国を中心に前年同月比で大幅な成長が続いている

2026年5月の世界半導体売上高は1206億ドルに

米国半導体産業協会(SIA)は7月6日、2026年5月の世界半導体月間売上高(3カ月移動平均)が1,206億ドルとなり2025年5月の591億ドルから104.1%増、2026年4月の1,105億ドルから9.2%増加したと発表した。世界半導体の売上高は、AI特需に支えられてうなぎ登りの勢いである。

  • 世界の月間半導体売上高推移

    世界の月間半導体売上高推移 (WSTSの集計データを基にSIA作図)

15か月連続で前月比増加し過去最高を更新

SIAプレジデント兼CEOのJohn Neuffer(ジョン・ニューファー)氏は、「世界の半導体市場は5月も成長が続き、15か月連続で前月比でのプラス成長を達成。過去最高の月間売上高となった。この成長は、米州、アジア太平洋地域、中国における成長によって引き続き牽引されている」と述べている。

売上高を国・地域別でみると、前年同月比では米州が132.2%増、アジア太平洋地域が118.9%増、中国が88.8%増、欧州が60.7%増、日本が23.8%増とすべての国・地域で2桁%の成長を遂げた。また前月比でみても、中国が10.7%増、、アジア太平洋が9.2%増、米州が8.6%増、欧州が7.3%増、日本が6.4%増とすべての国・地域でプラス成長を達成している。

日本市場シェアは3.8%へと低下

また国・地域別の売上高と市場シェアを見ると、米州が428.5億ドルの35.5%、アジア太平洋地域が341.0億ドルの28.3%、中国が319.7億ドルの26.5%、欧州が71.0億ドルの5.9%、日本が45.8億ドルの3.8%となった。日本市場のシェアは、長期下落傾向が続いており、4月に3%台まで低下し、5月はさらに0.1ポイント低下する結果となった。成長はしているものの、ほかの国・地域の伸び率が高いことが原因で、日本の半導体市場シェア低下に歯止めがかかっていない。