米国半導体工業会(SIA)は5月4日(米国時間)、2026年3月の世界半導体売上高(3カ月移動平均)が前年同月比79.2%増、前月比11.5%増の995億ドルとなったこと、ならびに2026年第1四半期の半導体売上高が前四半期比25%増の2985億ドルとなったことを発表した。
成長のけん引役は米国と中国、アジア
SIAのジョン・ニューファー社長兼CEOは、「2026年の半導体売上高は1兆ドルに達する見込みで、第1四半期の売上高は前四半期(2025年第4四半期)の売上高を大幅に上回っている。アジア太平洋地域、南北アメリカ、中国における好調な売り上げが成長を牽引し、半導体そのものと半導体によって実現される無数のテクノロジー製品に対する幅広く堅調な需要を浮き彫りにした」と述べている。
3月の売上高を国・地域別に見ると、前年同月比ではアジア太平洋/その他地域が108.5%増、米州が83.1%増、中国が74.8%増、欧州が46.5%増、日本が7.4%増となり、2月まで9か月連続で続いていて日本の前年同月比割れの状況が止まった。また、前月比では、米州が13.3%増、中国が12.7%増、アジア太平洋/その他地域が9.8%増、欧州が8.4%増、日本が7.1%増といずれもプラス成長を達成。日本も2か月連続でのプラス成長となった。
2026年3月の日本のシェアは4.07%
2026年3月の各国・地域の市場規模は、北米地域が338.1億ドル、アジア太平洋/その他地域が287.2億ドル、中国が267.4億ドル、欧州が62.0億ドル、日本が40.5億ドルとなった。ここからシェアを算出すると、日本は4.07%となり、長期にわたる下落傾向が持続しており、歯止めがかかっていない状況である。
