onsemiは12月2日、同社が保有していた新潟県小千谷市の6インチウェハ工場について、日系ファンダリ企業として設立された「JSファンダリ新潟」への売却が完了したことを発表した。

新潟工場は、約2万m2のクリーンルームを有する中規模工場で、1985年に旧三洋電機(現パナソニック)が設立し、2011年にonsemiが買収。onsemiは2020年8月に売却を検討していることを明らかにし、2022年11月にはマーキュリアインベストメント・産業創成アドバイザリー・福岡キャピタルパートナーズの3者の売却で合意している。3者への売却は、JSファンダリ新潟の株式を3者が取得する形で行われる。

今回の売却は、onsemiが推進する「ファブ・ライター(Fab Liter)」戦略に沿ったもので、固定費の削減により粗利益率を向上させることで、予測可能な財務実績の達成を目指すとしている。

なおJSファンダリ新潟は、買収した新潟工場を日本における新たなファンダリ事業の基盤として活用する方針。onsemiは、既存顧客への供給継続に向けてJSファンダリ新潟とウェハ供給契約を締結し、同施設でのウェハ生産を継続していくとのことだ。