SEMIによると、2021年のシリコンウェハ面積出荷量は前年比14%増の141億6500万平方インチ、販売額も同13%増の126億1700万ドルとなり、そもに過去最高を更新したという。

シリコンウェハの出荷については、300mm、200mm、150mmのすべてのサイズについて強い需要があったという。また、ウェハ販売額のこれまでの過去最高は2007年の121億2900万ドルで、2021年はそれを5億ドルほど上回る結果となったとする。

SEMI Silicon Manufacturing Group(SMG)の2018-2021年の会長で、信越半導体(SHE)アメリカの製品開発およびアプリケーションエンジニアリング担当副社長であるNeil Weaver氏は、「シリコンウェハは、毎年、着実に面積出荷量と販売額を伸ばしており、これは現代の経済が半導体に依存していることを意味している。シリコンウェハは、デジタルトランスフォーメーションのエンジンであり、私たちの生活と働き方を一新する新しいテクノロジーである」と述べている。

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    シリコンウェハの年間出荷面積(単位:百万平方インチ)および販売額(単位:10億ドル)の推移。半導体デバイスに利用されるシリコンウェハの集計で太陽電池向けは含まない。また、バージンテストウェハやエピタキシャルウェハなどのポリッシュおよびエンドユーザに出荷されたノンポリッシュウェハを含むが、再生ウェハは含まない (出所:SEMI)