フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、新型「プント エヴォ(PUNTO EVO)」を6月1日より販売開始する。価格は205万円と230万円。

フィアット プント エヴォ ダイナミック

プント エヴォは従来のグランデ プントを進化させたモデル。内外装のリファインが行われたが、全長が30mm延長されたほかは、全幅、全高、ホールベースともにグランデ プントと同じサイズとしている。搭載される1.4L(リッター)エンジンも従来どおり。エクステリアでは、新型バンパーやL字型テールランプを採用。インテリアでは、インストルメントパネルやシート、メーターパネルを中心に新たなデザインとなった。

機構的には、セミATの「デュアロジック」がアップデートされ、シフトパターンも直感的な操作ができるようになった。また安全性も向上させ、ニーエアバッグを含む合計7つのエアバッグを装備。前席のシートベルトにはバックル側に加えリトラクタ側も引き込む構造のダブルプリテンショナー式3点式フロントシートベルトを搭載している。

フィアットの日本導入モデルとしては初めて「スタート&ストップ」システムを搭載。信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンを止める機構で、排出ガスや騒音を低減させる。燃費はグランデ プントに比べて約10%(10・15モード)向上した。

今回、スタンダードモデルの「プント エヴォ」のほか、15インチ スポーツデザインアロイホイールやパドル式スイッチなどの装備を施した「プント エヴォ ダイナミック」の2モデルが用意される。

リアビュー

インパネ(ダイナミック)

メーター(ダイナミック)

シフトレバー

インテリア(ダイナミック)

インテリア