エース損害保険は25日、賃貸住宅の管理業者を保険契約者および被保険者とする専門業務事業者賠償責任保険 賃貸管理業務特約『賃貸管理リスクガード』の取扱いを、4月1日から開始すると発表した。

近年、賃貸住宅の管理業者や家主を取り巻く問題の一つに、入居者の自殺などの不自然死や孤独死がある。入居者の自殺や孤独死があった場合、清掃費用、改装費用、家賃収入の減額を補てんする費用の負担について、家主と遺族の間でトラブルになるケースも多い。場合によっては、管理業者が一部費用を負担するケースもある。

エース損害保険では、このような背景を反映し、管理業者が負担する業務運営上の損害賠償金と、家主への見舞金費用を補償する保険商品として「賃貸管理リスクガード」を開発。これにより、「管理業者は家主に対するサービスを拡充し、より多くの家主との契約へつなげられることも大きなメリットとなる」(エース損害保険)としている。