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お湯が出ない!マンションでのチェックポイントと自分でできる対処法イメージ
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マンションでガスはつくがお湯が出ない!その際のチェックポイントと対処法

2024.10.10
2021.11.12
お湯が出ない!マンションでのチェックポイントと自分でできる対処法イメージ
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ガス給湯器を使用しているマンションでお湯が出なくなった場合、ガス給湯器の不具合などが疑われます。

この記事では、ガス給湯器をお使いのマンションでお湯が出ないときの原因となるチェックポイントを紹介し、それぞれの対処法について分かりやすく解説します。

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目次 
小嶋 豊
監修者

水道設備業者 給湯器設備責任者

小嶋 豊 (株式会社プログレス)

株式会社プログレスの代表取締役で22年 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて給湯器設備を担当。水回り業務に15年従事し、累計500件の給湯器関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「給湯器」のスペシャリスト。

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マンションでお湯が出ないときに考えられる原因

マンションにお住まいの方でお湯が出なくなってしまった場合、以下のような問題が起きている可能性があります。

マンションでお湯が出ないときに考えられる原因
  1. 給湯器の故障
  2. 給湯器の凍結
  3. インフラに問題が発生している

給湯器の故障

何らかの原因で給湯器が故障してしまうと、お湯は出なくなってしまいます。

給湯器が故障してしまう原因には主に以下のようなものがあります。

給湯器が故障してしまう原因
  • 内部部品の経年劣化
  • 過度な負担
  • 本体の初期不良

故障してしまうとお湯が出ないだけではなく、異音・異臭がする、水漏れが起こるなどその他にもトラブルが発生してしまう可能性があります。

後ほどあらためて紹介しますが、故障の際にはエラーコードと呼ばれる英数字が表示されることがあります。

エラーコードが表示される=故障というわけではなく、中には故障していなくてもエラーコードが表示されることもありますので内容の確認は必要ですが、エラーコードが表示された場合は取扱説明書をよく読み対処しましょう。

給湯器の故障についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、あわせて読んでみてください。

給湯器の凍結

外気温が低い冬などに起こる現象ですが、給湯器が凍結してしまった場合、お湯が出なくなってしまうケースがあります。

基本的には配管内を流れる水が凍ってしまうことが多く、下手にお湯を使い解凍しようと間違った対処をした結果、配管に亀裂が入り破裂してしまう場合もあります。

そして、給湯器の凍結は東北などの寒い地方で起こりがちですが、近年では南の方の地域でも凍結が起こる場合もあり、温暖な地域の方が凍結に慣れていないため、間違った対処法を試してしまう傾向にあるため注意が必要です。

給湯器の凍結についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

インフラに問題が生じている

給湯器がお湯を作る際には電気・ガス・水道を利用しますが、そういった生活インフラに関係するものに問題が生じた場合、お湯が出ないことがあります。

例えば、ガスの安全装置が作動している、停電が起きている、断水が起きている等の何かしらの問題でお湯が出なくなるパターンがあります。

断水などの場合は事前に告知があると思いますので、放置していてもお湯はいずれ出ると思いますが、地震の影響でガスの安全装置が作動した場合はご自身で安全装置の解除というアクションを行う必要があります。

電気・ガス・水道などは他の蛇口から水は出るか、他の電化製品は使えるか、ガスコンロがつくかなど、他の部位を調べることで原因を突き止めることができますので、慌てずに確認しましょう。

マンションでお湯が出ないときのチェックポイント

マンションでお湯が出ないときのチェックポイント
「お湯が急に出なくなった」「シャワーを浴びようと思ったらお湯がいっこうに出ない」といったトラブルに見舞われたらついつい焦ってしまいがちですが、まずは冷静になって以下のポイントを確認してみましょう。

チェックポイント
  • ポイント1.お湯が出ない範囲をチェック
  • ポイント2.水は出るのかをチェック
  • ポイント3.ガスは使えるのかをチェック
  • ポイント4.給湯器本体に異常がないかチェック

なお、本記事はガス給湯器をお使いのマンションにおいてのお湯が出ない原因および対応方法について解説しています。電気温水器やエコキュートなどでお湯を沸かすオール電化マンションは該当しません。

ポイント1.お湯が出ない範囲をチェック

家の中には台所や洗面所、浴室といったお湯が出る場所がいくつかあります。まずは「一部の蛇口のみお湯が出ないのか」それとも「すべての蛇口でお湯が出ないのか」をチェックします。

台所や洗面所は問題ないが、浴室だけお湯が出ないような場合には、水栓器具の故障が考えられます。水・お湯が同じ蛇口から出る水栓は、蛇口の操作で温度調節をしています。しかし、そのバルブが故障すると水とお湯の切り替えがうまくできず、お湯が出なくなります。

特に「少し前からお湯が出にくかった…」「水栓設置後、10年以上が経過している」といった場合には、故障している可能性が高く、蛇口の修理が必要です。

一方、家中のどの蛇口からもお湯が出ない場合には、給湯器のトラブルかもしれません。このとき、まず確認してほしいのが「給湯器の設定」です。単純に設定温度が低くなっていたというケースが考えられます。

次に、給湯器のフィルターにゴミがつまっているか確認しましょう。この部分がつまっているとお湯にならなかったり、お湯が出なくなったりします。そのため、給湯器の取扱説明書を参考にフィルターを確認し、ゴミがある場合には掃除をしましょう。

また、寒い地方にお住まいの方や、寒い日の朝方または深夜にお湯が出ないトラブルに見舞われたら「凍結」を疑ってみましょう。凍結が原因と考えられる場合は、無理に解凍させると別のトラブルにつながる可能性があるため、自然に溶けるまで待ちます。

小嶋小嶋
まず、お水やお湯が出ない状況の場合は一部の水栓から出ないのか、全ての水栓からも出ないのかでチェック場所も変わります。
一部の水栓からお水やお湯が出ないのであれば、その水栓周りに問題がある場合が多く、給湯器本体の故障ではない場合がほとんどです。

ポイント2.水は出るのかをチェック

家中の蛇口から水もお湯も出ないときには、止水栓や元栓、マンションの給水設備の不具合、または計画断水の可能性があります。そこではじめに計画断水の疑いを消すために、マンションの掲示板やお知らせの連絡が来ていないかを調べましょう。計画断水ではなかった場合には、次に止水栓と元栓が開いた状態であるかを見てください。

どちらも問題がなければ、最後にマンションの給水設備に異常がないかを確認するために管理事務室へ連絡をし、ほかの住民から同様の連絡があったかどうかを聞いてみましょう。

ポイント3.ガスは使えるのかをチェック

水が出ていてもお湯にならない場合には、ガスが届いていないことが原因かもしれません。そこではじめにガスコンロやガスファンヒーターといったガス機器が使用できるかを確認しましょう。

使用できないようであれば、ガスメーターが正常に作動しているかをチェックします。ガス遮断装置付きのガスメーターは、長時間の使用やガス漏れ、ガスの圧力低下、強い地震を感知した際などに自動的にガスが遮断されることがあります。そのため、ガスメーターが遮断されていた際には復帰作業を行う必要があります。

なお、マンションにおいてガスメーターおよびガスの元栓は、玄関脇や廊下部分に設置されていることが多いです。

メーターの安全装置が働いている場合にはガス臭くないかを十分に確認の上、以下の手順に従って、復帰作業を行いましょう。

【ガスメーターの復帰の手順】
手順1:家中のガス機器を止める
手順2:復旧ボタンのキャップを外す
手順3:復旧ボタンを奥までしっかりと押し、赤いランプが点灯したら指を離す
手順4:ガスを使わずに3〜5分ほど待つ
手順5:ガスメーターのランプの点灯が消えたのを確認する
※復帰手順の詳細は、ガスメーターの取扱説明書またはガス会社のホームページを確認してください。

復帰作業を行ってお湯が出るようになったら問題解決ですが、それでもお湯が出ない場合には、ガスの元栓が閉まっている可能性があります。特にマンションに入居された日にお湯が出ないようならこの可能性が高いです。元栓が閉まっているようならば、ガス会社に連絡をして開栓作業を依頼しましょう。

また、プロパンガス(LPガス)の利用者はガス切れも疑いましょう。ガスの使用量が多ければ、ガス切れしているかもしれません。なお、プロパンガスの残量は目視できないため、契約しているガス会社に問い合わせてみましょう。

ポイント4.給湯器本体に異常がないかチェック

蛇口もガスも異常がなければ、給湯器本体に原因がある可能性が高いため。はじめに電気系統の確認を行います。

確認する箇所は以下の3箇所になります。

確認する箇所
  1. 給湯器のリモコン
  2. ブレーカー(漏電遮断器)
  3. 給湯器の電源プラグ

まず、浴室や台所の近くにある給湯器リモコンの電源ボタンがオフになっていないかを確認します。電源がオフであれば電源をオンにします。

電源がオンにならない場合は、ブレーカーが落ちていないかを確認します。ブレーカーが何らかのトラブルで落ちてしまった場合には原因を特定し、原因が給湯器にあるようなら給湯器メーカーに問い合わせしましょう。

ブレーカーが落ちていなければ、給湯器の電源プラグを確認してください。
多くのマンションでは玄関やベランダに給湯器が設置されているので、その電源プラグを確認しましょう。

これらすべてで問題ないようであれば、給湯器本体の不具合や故障が考えられます。

そこでまずは給湯器リモコンにエラー表示がないかを確認してください。エラー表示が出ている場合には、取扱説明書を確認し、記載されているとおりに対処してください。もし取扱説明書が見つからないのなら、メーカーのホームページで給湯器の型番を検索してみましょう。

そして、エラー表示の数字をメモし、リモコンの運転ボタンをオフにしてから給湯器の電源プラグを抜いてみましょう。このリセット操作で、復旧する場合があります。

それでも解決しないならやはり、本体の故障を疑いましょう。本体に異音・異臭・黒いススや煙が出てないかを確認してください。もし異常があるなら、ガス業者やメーカー、給湯器専門業者に修理を依頼しましょう。特に給湯器の耐用年数は10年と定められているため、設置から10年以上経過しているなら、給湯器交換の検討も必要です。

小嶋小嶋
給湯器本体の異常があり、リモコンのエラー表示や漏電ブレーカーが落ちた等のトラブル時は説明書をよく読み、書いてある以外のやり方を色々試すことは避けてください。
ガスや電気は一つ間違えると大惨事になりますので、自分で解決が難しいと判断したら、各お問い合わせ先に連絡するのがベターです。

すべて試しても直らない・原因が分からない場合は業者へ連絡を!

すべて試しても直らない・原因が分からない場合は業者へ連絡を!
蛇口、ガス、給湯器のどこが原因か分からない、対処法を試しても直らないようなら管理会社やメーカー、給湯器専門業者へ連絡して修理依頼をしなければなりません。自己判断で下手にいじってしまうと、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。特にガスや給湯器は危険を伴うため、無資格者による修理は法律で禁止されています。必ず専門業者に任せましょう。

ただし、住んでいる状況などに応じて、問い合わせする先が異なります。ここでは以下のシチュエーション別に紹介します。

シチュエーション
  1. 持ち家の場合の対応
  2. 賃貸の場合の対応
  3. リース契約の場合の対応
  4. 分譲マンションの場合の対応

持ち家の場合の対応

マンションや戸建てなどが持ち家の場合、基本的に修理は自己責任・自己負担のため、自らメーカーや購入した業者、修理業者へ問い合わせて、修理依頼をしなければいけません。保証期間内であれば購入した業者に依頼すればよいですが、保証期間が過ぎている場合には、自分で業者を選ぶ必要があります。しかし、修理業者の数は非常に多く、「どの業者に選んで依頼したらよいか分からない」と迷ってしまうこともあるでしょう。

業者を選ぶ際は、費用だけでなく保証期間やサポート体制なども確認しましょう。また、対応がスピーディな業者であれば、お湯が出ないことで生じる負担が減らせます。

さらに業者の創業年数や実績数、口コミ、評判などをチェックしたほうが無難です。安く直せるのは魅力的ですが、業者の中には悪徳な業者もいます。悪質な業者にだまされないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。

小嶋小嶋
修理の依頼の際に気になるのが修理代の金額だと思います。
お問い合わせして見に来てもらうだけでも、場合によっては原因を特定するのに作業が発生して工賃がかかる場合もあり、出張費や調査費として費用が発生する場合もあります。
依頼時には費用がかかるかどうかを事前に確認しましょう。

賃貸の場合の対応

賃貸マンションの場合には、管理会社や大家さんに連絡して給湯器の不具合を伝えましょう。給湯器の所有者は管理会社や大家さんのため、自己判断で勝手に業者に依頼し、修理するのはNGです。

多くの場合、修理に関しては管理会社や大家さんが業者に連絡して手配してくれます。費用に関しても基本的には住民が費用を負担することはありません。ただし、管理状態が悪い場合や住民の使い方が原因で故障した場合には、修理費を請求されることがあります。

リース契約の場合の対応

近年、給湯器を購入するのではなく、月額料金を支払って使う、リースシステムが増えています。給湯器をリース契約していて故障が発生した場合には、リース契約している会社に問い合わせます。

基本的には賃貸マンション同様に修理の手配や修理費用はリース元が負担しますが、契約内容によっては支払いが発生する可能性があるため、必ず契約書を確認しましょう。

分譲マンションの場合の対応

分譲マンションの場合、給湯器がマンションの共有部分にあることが多いのでマンションの所有物と思われるかもしれませんが、給湯器は専有部分扱いのため、自ら業者へ連絡しなければなりません。また、費用も原則自己負担です。

なお、マンションによっては給湯器のサイズに制限があるため、給湯器の交換を行う場合には管理会社に問い合わせるかマンションの管理規約を確認しましょう。

持ち家の場合や分譲マンションの場合はご自身で業者を選ぶ必要がありますが、悪質な業者に引っかからないためにも、以下の記事に業者選びのポイントをまとめましたので、参考にしてください。

また、水まわりのレスキューガイドでは信頼できる業者を独自に調査し、以下のページにまとめていますのでこちらも参考にしてください。
▼水まわりのレスキューガイドがおすすめする信頼できる給湯器専門業者はこちら

マンションでお湯が出ないときの入浴方法

マンションでお湯が出ないときの入浴方法
業者に修理依頼しても、給湯器のパーツや本体が業者にないとメーカーから取り寄せることになり、その間お湯が出ない生活をすることになります。特にお湯が出ないことで困ることといえば、やはり入浴です。そこでここでは「直るまでお風呂をどうしよう…」と困っている方へ向けて、おすすめの入浴方法を紹介します。

お湯が出ないときのおすすめの入浴方法は以下の4つです。

お湯が出ないときのおすすめの入浴方法
  1. 温泉や銭湯、スパリゾートなどへ行く
  2. マンガ喫茶のシャワーを利用する
  3. 友人宅で入浴させてもらう
  4. 蒸しタオルやボディシートで体を拭く

修理に時間はかかるといっても数カ月以上といったケースはほとんどないため、この機会に温泉や銭湯、スパリゾートなどを利用してみてはいかがでしょうか。リーズナブルな施設を見つければ、経済的負担が少なくて済み、心も体もリフレッシュできるでしょう。

また、仕事が忙しく温泉や銭湯の営業時間に間に合わない場合にはマンガ喫茶のシャワーブースを利用するのもおすすめです。ただし、料金設定は店舗ごとに違うため、利用する前に料金確認をしましょう。

さらに気の置けない友人が近く住んでいるのであれば、連絡して入浴させてもらうのもよいかもしれません。そして復旧まで1日程度であれば、蒸しタオルやボディシートで汗を拭いてケアするのもいいでしょう。

まとめ

マンションにお住まいで「お湯が出ない」というトラブルに見舞われたら、まずは焦らずにお湯が出ない原因を自分で見つけることが重要です。見つけ方はすべての蛇口を確認してお湯が出るか、ガスの元栓は閉まっていないか、給湯器にエラー表示が出ていないかなど、今回紹介した確認方法の順にチェックしてみましょう。そして、業者へ連絡しなくても自分で対処できるようなら試してみましょう。

ただし、下手にいじってしまうと故障や事故の原因になるため無理は禁物です。そして状況に応じて業者や管理会社、大家さん、リース会社に問い合わせて迅速にお湯が出ないトラブルを解決させましょう。

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