給湯器専門業者の口コミ・評判はどこで見る?
口コミや評判は、次のようなサイトで見ることができます。
- 口コミ・比較・評判をまとめたサイト
- 給湯器交換業者の公式サイトに掲載されているお客様の声
- 個人ブログやSNSによる体験談
口コミ・比較・評判をまとめたサイト
「口コミ・比較・評判」のまとめサイトは、ランキング形式で業者を比較するサイトです。
比較内容は、サポート体制や保有資格、保証内容、対応エリアなど複数の項目があります。
口コミ内容は、悪い評価を見つけるのが大変なくらい、全体的に良い評価が目立っているサイトも非常に多いですので、参考程度に見ておくくらいで、鵜呑みにしないよう注意してください。
給湯器専門業者の公式サイト
公式サイトの口コミは、読者にイメージが湧きやすいように工夫されている点が特徴です。お客様の声や、給湯器交換前と交換後の写真が掲載されています。
お客様の声を多く集めている業者の公式サイトは、交換実績や人気度が高いと言えます。日付入りで掲載されているものもあり、直近の評判がわかりやすいのが特徴です。
お客様の声はアンケート形式で回答を得ているものが多く、回答の内容が偏りがちです。悪い評判はあまり載らないので、参考程度に見ておくくらいで、鵜呑みにしないよう注意してください。
個人ブログ・SNSによる体験談
個人のブログやSNSによる体験談は、良い点も悪い点も客観的に書かれているので参考になります。まとめサイトや公式サイトよりも数が少なく探すのに苦労しますが、内容は一見の価値があるはずです。
記載内容の多くは、ユーザーが実際に体験した事実にもとづいています。そのため、まとめサイトや公式サイトよりも信ぴょう性が高いと言えます。
とはいえ、サクラや競合他社によるウソの口コミもあります。特にSNSの投稿は、主観的な意見が多いので注意が必要です。
水まわりのレスキューガイドでは体験談も掲載しています。
関連記事:【体験談】給湯器の故障でお湯が出ない!コロナ渦でも対応の早い業者さん
関連記事:【体験談】設置後3か月で壊れた我が家のエコキュート事情
口コミを見るときの注意点
口コミを見るときに注意すべき点は、以下の3つです。
- 情報不足や操作されている可能性もある
- 視野を広くもつ
- 価格比較はあまり参考にならない
口コミは情報不足や操作されている可能性がある
良い口コミや悪い評判などが偏っている場合、情報不足や操作されている可能性があります。
なぜならガス給湯器のトラブルは全国的に多く、業者を利用するニーズも多いため、必然的に良い評価と悪い評価の両方が集まるはずだからです。
例えば「口コミ・比較・評判」のまとめサイトや、給湯器交換業者の公式サイト等は偏っている傾向にあります。
悪い口コミがないのはいいことのように感じますが、極端に少ない場合は要注意です。意図的に情報が偏っている評価内容は、サクラや競合他社によるウソの口コミや、嫌がらせなどが混ざっていることもあります。どんなに信頼性のある口コミでも、参考程度に見ておくくらいで、すべてを鵜呑みにしないよう注意してください。
視野を広くもつ
良い口コミも悪い評判も、ユーザーの主観的な意見のひとつとして受け止める広い視野をもちましょう。
人の感性やセンスはそれぞれであり、良いと思う人もいれば悪いと思う人も当然います。
良いと思うか悪いと思うかはその人の自由であり、否定的な評価をしている人に対して感情的にならないことも大切です。
価格比較はあまり参考にならない
給湯器交換業者の公式サイトに掲載されている、価格比較はあまり参考になりません。
なぜなら給湯器の交換にかかる費用は、本体の種類や依頼する業者、設置環境や工事内容によって変動するからです。
全く同じ設置環境や工事内容はあり得ないため、給湯器の交換を依頼する場合は必ず見積もりを取りましょう。
口コミや評判と一緒に掲載されている価格比較は、参考程度に見ておくくらいで、鵜呑みにしないよう注意してください。
口コミ・比較・評判サイトを上手に使うポイント
「口コミ・比較・評判」サイトを上手に使うポイントは、以下の3つです。
- 業者を知るために活用する
- 悩み解決や情報収集に活用する
- リアルな口コミが知りたいときにはブログを参考にする
業者を知るために活用する
どのような業者があるのか知るために「口コミ・比較・評判」のまとめサイトは便利です。
まとめサイトは口コミを見るだけではなく、複数の業者をさまざまな角度から比較しているので、自分で探す手間が省けます。
ただし、まとめサイトに載っている匿名の口コミに関してはその内容を参考程度に見ておくくらいで、鵜呑みにしないよう注意してください。
業者の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
悩み解決や情報収集に活用する
「口コミ・比較・評判」のまとめサイトは、口コミを見るだけではなく悩み解決や情報収集に便利です。
以下のような情報を得ることで、給湯器に関する知識が増え、交換する際に役立ちます。
- 対応エリア
- 保証期間(商品や施工保証)
- 営業時間(受付対応など)
- 保有資格
- 支払手段
- 企業規模
- 工事実績
また、給湯器の緊急トラブルに役立つ情報発信をおこなっているコラムもあります。
口コミサイトだけでなく、信ぴょう性が高い情報を上手く活用することで、給湯器交換に役立つ知識が得られるはずです。
>関連記事:給湯器のトラブル、不具合発生時に頼りになる、信頼できる修理交換業者を徹底解説!
リアルな口コミが知りたいときにはブログを参考に
リアルな口コミが知りたいときにもっとも参考になるのは、実際に利用した個人の体験談ブログです。
なぜなら、個人のブログやSNSによる体験談は、一次情報が客観的に書かれているからです。
ただし、書いてあることすべてを鵜呑みにせず、参考程度に見ておくよう注意してください。
個人によって考え方や感じ方は違うので、自分の判断基準を持ち、情報の取捨選択をおこないましょう。
>関連記事:【体験談】給湯器の故障でお湯が出ない!コロナ渦でも対応の早い業者さん
業者依頼で口コミ以外に参考にすべきこと
業者に依頼するうえで口コミ以外に参考にすべきことは、以下の3つです。
- 対応スピード
- アフターサービスと保証内容
- スタッフの対応
対応スピード
依頼してから施工工事までのスピードがなるべく速い業者を選びましょう。
なぜなら、給湯器が故障したら交換するまでお湯が使えないからです。緊急のときほど対応スピードは重要になります。
給湯器メーカーや地元業者は土日に休業していることも多く、本当に急いでいるときには頼りにならないこともあります。
給湯器専門業者であれば、24時間365日電話受付しているので、緊急の際にはおすすめです。
アフターサービス・保証
依頼する際は、アフターサービスや保証がしっかり受けられる業者を選びましょう。
なぜなら、給湯器は長く付き合っていく設備なので、交換後の初期不良や点検などに備えておいたほうが安心できるからです。
屋外に設置する給湯器は、凍結や雷などで壊れてしまう可能性もゼロではありません。
故障したときは修理費が無料でも、点検時の出張費用は有料だったり、保証期間が終わるとアフターフォローがなくなる業者も存在します。
給湯器専門業者であれば、商品と工事保証が含まれていたり、有償オプションとして長期の商品延長保証を追加できるのでおすすめです。
スタッフの対応
電話などで相談したときや、見積もりを依頼したときのスタッフがいつでも気持ちのよい応対をしてくれる業者を選びましょう。
電話対応の受け答えが雑だったり、メッセージの返信が遅かったりする業者は、施工技術やアフターフォローに関しても不誠実である可能性が高いです。
最初に問い合わせをした時点から、スタッフの対応について気にしておくことで、点検やちょっとした不具合、使い方でわからない点などを気軽に相談することができます。
スタッフの対応は、業者の仕事姿勢や教育などを知るための大事なポイントなのです。
業者はどこに依頼すべき?メリット・デメリットを解説
給湯器の交換を依頼できる業者は、以下の4つです。
- 給湯器メーカー
- ガス会社
- ホームセンター
- 給湯器専門業者
給湯器メーカー
リンナイやノーリツ、パロマなど給湯器を製造しているメーカーに直接、交換依頼することができます。
給湯器メーカーで購入する場合は、給湯器のモデルをあらかじめ決めておきましょう。
実際に製造しているメーカーなので、商品に対しての知識や施工技術、補償内容については信頼できます。
しかし、給湯器専門業者に比べて工事費用が高くなってしまうデメリットがあります。また、土日などはサポートセンターが休みの場合もあり、対応が遅くなるので注意してください。
ガス会社
ガスを利用している家庭の場合は、いつも利用しているガス会社に給湯器の交換を依頼することができます。
知らない業者に依頼しなくていいという安心がある点がメリットです。
また、機種を選ぶ際は実物をみながらショールームで商談ができます。
一方で、ガス会社は競合が少ないので、給湯器専門業者に比べて本体や工事費用が高くなってしまうのがデメリットです。
ホームセンター
いつも利用しているホームセンターで、給湯器の交換工事を依頼することができます。
工事費込みの価格で販売されているので、給湯器メーカーに依頼するより安く済む点がメリットです。
実際に工事をするのは地元のリフォーム業者の場合が多いため、業者を選べない点がデメリットです。
給湯器専門業者
給湯器専門業者とは、給湯器の販売や施工工事を専門に行う「給湯器のプロ」です。
経験、実績ともに豊富なスタッフが常駐していることが多いため、依頼を受けてからスピード対応してくれるのがメリットです。
また、実店舗や中間業者、その他の手数料がかからないため、トータル料金が安く済むメリットもあります。
ホームページから簡単に申し込みができ、スマートフォンでも問い合わせできるので便利です。
一方デメリットは、業者が多いためどこに頼めばよいか迷ってしまう点があります。
ちなみに給湯器専門業者には以下のような業者がいます。
イースマイル
イースマイルは水まわり修理を専門としている業者で、給湯器の交換にも対応しています。
イースマイル公式サイトはこちらイースマイルは24時間365日駆けつけ対応を行なってくれる給湯器業者で、修理と交換の両方に対応しています。
最短駆けつけ20分であるため他の業者よりも素早く対応が可能ですし、知名度もある業者であるため安心感もあります。
修理か交換、どちらにすればよいか分からないが、いち早く対応してほしい、という方はぜひ無料見積もりを依頼してみてください。
ハウスラボホーム
ハウスラボホームは給湯器を始めとした水まわり設備修理業者です。
ハウスラボホームの公式サイトはこちらハウスラボホームは給湯器の修理・交換に対応している業者で、修理料金が11,000円~、交換料金が33,000円~と他社と比較してコスパに優れている業者です。
法人向け水まわりトラブルサービスとして多数の実績がある「ハウスラボ」が運営する個人向け水まわり駆けつけ修理サービスであるため、こちらも信頼できる業者です。
24時間365日対応可能ですので、こちらの業者も相見積もりの候補の一つとして相談してみてはいかがでしょうか。
キンライサー
キンライサーは給湯器に特化した専門業者です。
キンライサー公式サイトはこちらキンライサーは給湯器を専門に取り扱っている業者で修理対応は行なっておらず、交換のみの業者です。
なんといっても給湯器の本体価格を最大80%OFFで販売しており、また他社では有料である10年の商品・工事保証が無料で付帯してきます。
全国エリアで対応しており、WEBから見積もり後に成約すると3,000円OFFとなるため、ぜひ無料見積もりを利用しましょう。
業者依頼する前に確認すべきこと
業者に給湯器の交換を依頼する前に確認すべきことは、以下の5つです。
- 設置場所
- 種類
- メーカー
- 号数
- 性能
設置場所
給湯器の設置方法は複数ありますが、設置場所の条件によって制限を受けたり、選択肢が限定されます。とくにマンションやアパートなどの集合住宅は制限を受けやすいので、注意してください。
主な設置方法をご紹介します。
- PS標準設置型
- PS扉内設置型(前方排気タイプ)
- PS扉内設置型(後方排気タイプ)
- PS扉内設置型(上方排気タイプ)
- 屋外壁掛
- 屋外据置
- 屋内設置
- アルコーブ設置型
現在使用している給湯器のタイプを確認しておきましょう。
種類
給湯器の種類は、ガスで動くガス給湯器、灯油を燃料とした石油給湯器や電気で動く電気温水器、エコキュートなどがあります。
- ガス給湯器 燃料:ガス、給湯方式:瞬間式
- 石油給湯器 燃料:石油、給湯方式:貯湯式/瞬間式
- 電気温水器 燃料:電気、給湯方式:貯湯式/瞬間式
- エコキュート 燃料:電気、給湯方式:貯湯式
現在使用している給湯器の種類と、交換したい給湯器の種類を把握しておきましょう。
ちなみに「エコジョーズ」は高効率ガス給湯器のことです。
メーカー
国内のガス給湯器のシェアは、リンナイとノーリツの2社で約80%を占めており、パロマ、パーパスを含めるとシェア90%以上です。
国内のエコキュートのシェア率は、パナソニックが約30%を占めており、三菱電機が約25%、ダイキン工業が約20%、コロナが約15%です。
各社のガス給湯器、エコキュートはいずれも高品質で、基本性能や機能、耐用年数の差はほぼありません。
どのメーカーの給湯器を選べばいいのか悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてください。
号数
給湯器は「号数」で給湯能力を表し、一般的な号数は「16号・20号・24号」の3タイプです。
号数が大きいほど、一度に大量のお湯を使うことができます。
号数 | 家族構成 | 特徴 |
---|---|---|
16号 | 1人から2人世帯 | 年間とおしてシャワーをパワフルに使える |
20号 | 2人から3人世帯 | 春・夏・秋のシャワーと水栓2か所の同時使用可能 |
24号 | 4人から5人世帯 | 年間とおしてシャワーと水栓2か所の同時使用が可能 |
給湯器のサイズや号数は、給湯器本体に書かれている「型番」を見れば、すぐに確認できます。
例えば「RUF-A2003AG」という型番の給湯器なら、数字の部分の頭2桁は「20」です。
つまり「20号」の給湯器ということになります。
現在使用している給湯器の号数と、交換後に必要な号数を確認しておきましょう。
性能
給湯器のタイプは「給湯専用・オート・フルオート」の3つがあります。
機能 | 給湯専用 | オートタイプ | フルオートタイプ |
---|---|---|---|
給湯 | ✕ | ◯ | ◯ |
追い焚き | ✕ | ◯ | ◯ |
自動湯はり | ✕ | ◯ | ◯ |
自動おいだき・自動保温 | ✕ | ◯ | ◯ |
自動足し湯 | ✕ | ✕ | ◯ |
追い焚き配管自動洗浄 | ✕ | ✕ | ◯ |
入浴検知の自動沸きあげ | ✕ | ✕ | ◯ |
現在使用している給湯器のタイプと、交換したい給湯器のオート性能を把握しておきましょう。
まとめ
給湯器専門業者の口コミや評判の見方、口コミを見るときの注意点について詳しく解説しました。
また、業者に依頼する際に口コミ以外に参考にすべきことについても解説しています。
リアルな口コミが知りたいときにもっとも参考になるのは、個人ブログやSNSによる体験談だということがわかったのではないでしょうか。
本記事を参考に給湯器の交換を検討してみようと思った方は、信頼できる給湯器専門業者に工事してもらうことをおすすめします。
給湯器専門業者選びで迷った方は「水まわりのレスキューガイド」を利用してください。必ずあなたの地元で、安心で信頼できる理想の給湯器専門業者が見つかります。
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※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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