採用での人材獲得にコストはつきものです。
しかし、せっかく採用しても、働き方が合わなかったり、スキルを活かしきれなかったり……いわゆる「ミスマッチ」な人材だった、なんてことも。そんな「ミスマッチ」は、企業側からも、採用される側からしても、できることなら避けたいですよね。
今回は、履歴書や面接だけではわからない、採用候補者のさまざまな面を調査し採用活動のサポートを行う「企業調査センター(以下KCC)」を活用したことで、今まで悩んでいた部分がクリアになったという事例を紹介します。
選択に自信が持てないそんな場面
「どっちも悪くないけど、どっちを残そうか……」。新卒の採用シーズンや中途採用の募集が順調なときなどに発生しがちな“二者択一あるある”。
面接での人間性はとても好印象だったものの、経験不足が否めず、スキルにも物足りなさが感じられたAさん。一方のBさんは、経験値もスキルも一定の水準に達していながら、これといった決め手に欠けていました。
さて、どちらを選ぶべきか……と悩んだときに利用したのがKCCの「バックグラウンドチェック」。
SNSや新聞などのメディアデータベースを元に、対象者のまだ見ぬ“素顔”をリサーチするサービスです。
その結果、Bさんは特段のプラス要素が見つからなかったのに対し、Aさんはスキルを磨くための読書や勉強に日々励んでいることが判明! 即戦力としてはBさんに劣るものの、その向上心と将来性を加味し、Aさんを採用することに決めたそうです。
応募者の本当の人柄や魅力などは、書類選考や面接だけでは把握しきれません。
採用プロセスで得た印象にさらなるファクトをプラスすることで、採用後の成否を高められる「バックグラウンドチェック」は、今や企業にとって必須サービスになりつつあるのです。
今もSNSに残したままの未成年飲酒・喫煙の過去
「バックグラウンドチェック」は隠れた長所が発見できるだけでなく、隠れたリスクを明らかにするにも効果的です。
学歴やガクチカは申し分なく、面接での人となりも好感触だったCさん。A社側も内定を出すのはほぼ確定と考えていたのですが、入社後のミスマッチは避けたい。念には念を入れて「バックグラウンドチェック」を行ってみたところ、なんと未成年時の飲酒、喫煙などをはじめ、数々の違法行為が発覚! その証拠となる写真も堂々とSNSに残っていました。実はこれもレアなケースではなく、むしろ“あるある”なパターンだそうです。
機密情報などを多く取り扱う企業だったため、Cさんの採用は一転して見送りに。過去の法律違反はもちろん、証拠写真を放置したまま就活を続ける“ネットリテラシーの低さ”も問題視されました。このような人物の採用は情報漏洩リスクに直結しますし、将来的に企業イメージを損なう炎上につながる可能性もあります。
「バックグラウンドチェック」で確かめられることは、学歴・経歴の詐称、裏アカでの誹謗中傷活動、犯罪歴や破産歴など多岐に渡ります。
「おそらく大丈夫だろう」ではなく、「この人なら大丈夫だな」と自信を持って採用するために、SNSは今や必ず確認しておきたいポイントになっているのです。
新しい世代の価値観とは?
企業にとって採用活動は“採って終わり”ではなく、“採ってからが始まり”。採用後の配属先や定着率など、悩みのタネは尽きません。しかも最近は時代の変化が激しく、人事に関する「正解」もすごいスピードで移り変わっていきます。
配属人事で悩んでいたB社は、これを解決するために「バックグラウンドチェック」を活用してみることに。面接の時だけでは把握しづらい性格や習慣、趣味趣向、交友関係などをリサーチして客観的に分析し、配属先の提案やおすすめのコミュニケーション方法まで細かくレポートにまとめてもらったといいます。
こうして人となりを深く理解できた結果、本人に適した活躍の場を与えたり、より適したミッションを任せられるようになったり、まさに企業も社員もWin-Win状態に。適材適所に人を配置したことで、離職率の改善やコミュニケーションの円滑化にも繋がり、社内の雰囲気も明るくなったそうです。
内定者たちのパーソナリティを詳しく知っておくことは、人材定着にも効果的。企業のためだけでなく、社員たちに気持ちよく働いてもらうためにも、「バックグラウンドチェック」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
バックグラウンドチェックでは採用候補人材の面接時以外の姿も見えてくるため「本当に採用すべき人物か」確信を持つことにつながります。 候補者をよりよく理解できたうえでの採用となるためにミスマッチの解消に効果的面接時の感覚にファクトをプラスすることで、採用活動全体の改善にもつながります。
企業だけではなく採用される側にとってもうれしい調査サービスをぜひ活用してみてはいかかでしょうか?
[PR]提供:企業調査センター