毎日使っては溜まるお風呂場の汚れを、中腰の姿勢でゴシゴシ…。お風呂掃除って本当に大変ですよね。浴槽や床の汚れのほかにも、一度発生するとなかなか落ちないカビに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

マイナビニュースが実施した調査では、実に約60%の人がカビに悩んでいることがわかりました。

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こまめに掃除をしているつもりでも、いつの間にか発生してしまうカビ。空気中にいる真菌や細菌と呼ばれる菌が、お風呂場の高温多湿な環境を好んで増殖し、カビやぬめりとなって現れるのです。私たちの身の回りにはさまざまな菌が存在していますが、実は昨今、浴室に発生する菌が原因で健康に害を与えるという事例が増えてきているといいます。

多くのカビや菌は高温多湿な環境を好むため、自宅内では浴室の吐水口、排水口、シャワーヘッドなどに住み着きやすく、菌を含んだ水しぶきや霧状の水滴が原因と考えられています。

そして、マイナビニュースではもう一つ「お風呂場で洗濯物を干すかどうか」についても調査しました。こちらも、約32%が干していると回答しています。

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雨の日や夜間の洗濯では、浴室乾燥機を利用して洗濯物を乾かすことも多いですよね。ただ、洗濯物をお風呂場で乾かしたり、部屋干しをしたりしたときに気になるのが、生乾きのニオイです。実はこの嫌なニオイも、洗濯物が乾ききるまでに繁殖する雑菌が原因なのです。

健康的な被害やニオイなど、自宅でトラブルを引き起こすさまざまな菌。なんとか防ぎたいものですが、いつの間にか発生しているカビのように、掃除だけで菌の発生を防ぐのはなかなか難しいのが現実です。すっきり除菌するよい方法はないのでしょうか?

そこで今回は、オゾンの力で除菌・消臭を行うオゾン発生器を製造するメーカー、タムラテコさんにお話を伺いました。

オゾンで除菌ができる?!オゾンの有効性とは?

今回お話を伺ったのは、タムラテコ営業本部 堀田修さん、技術本部製品開発部 福田由之さん、品質保証部 林宗柱さんの3人です。

  • インタビュイー

タムラテコは、国立医療機関や官公庁、公共施設などに導入されるオゾン発生器を製造するメーカーです。同社の機器は、救急車の車内の除菌や、病棟の除菌などにも利用されており、全国の消防、海上保安庁の納入カバー率はなんと7割超(同社調べ)。まさに除菌のプロフェッショナルなのです。

  • タムラテコ製品

    タムラテコが製造するさまざまなタイプのオゾン発生器

放っておくと健康を害するおそれのあるカビや細菌の実態とは

では、あらためて、健康を害するおそれのあるカビや細菌というのはどういうものでしょうか?

もともと健康に悪影響を与えるようなカビや細菌は自然のなかの土や水に存在しています。しかし、近年は気密性が高く浴室に窓のない住宅が多いことから、高温多湿になる浴室にもカビや菌が住み着きやすくなっているといいます。

そして、お風呂掃除や入浴時に、菌を含んだ水しぶきや霧状の水滴を吸い込むことで、健康に悪影響を及ぼすと考えられているんです。


  • インタビューの様子

カビや菌を吸い込むリスクを下げるには、どうしたらいいのでしょうか?

カビや菌を増やさないために高温多湿な環境をつくらないことが重要です。

具体的には浴室が乾燥している状態を保ったり、掃除で湯あかやぬめりなどを取り除くといった対策が効果的ですね。


ただ、浴室の乾燥は24時間換気機能でできたとしても、手の届きにくい天井や換気扇など浴室すべてを掃除して、目に見えないカビや菌を取り除くのは至難の業といえます。

そんなときに有効なのが、医療や消防の現場で活用されているオゾンです。

オゾン=有害は間違い。適切な活用方法で健康の強い味方に

そもそもオゾンとは何なのでしょうか。

オゾンの化学記号はO₃で、酸素原子(O)が3つ結合した物質です。空気中の酸素を原料として、雷などの電気によって自然に発生するため、私たちが生活している地上にも低い濃度で存在しています。

  • インタビューの様子

    森や海など自然界にも0.1ppm以下の低濃度オゾンが存在している

そして、オゾンには高い除菌・消臭効果があるといいます。

オゾンは昔から活用されていて、現在も、医療分野では医療機器の除菌に、食品分野ではカット野菜などの洗浄・除菌に、上下水道では水の浄化などに役立てられているんですよ。


オゾンの原料は酸素。酸素から簡単につくれて、時間がたてば自然に酸素に戻るため、残留性がなく安全に使える点がメリットとされています。


薬剤による除菌のように汚水が発生せず環境にもやさしく、また、薬剤とは異なりオゾン除菌では耐性菌ができない点からも評価され、除菌にオゾンを採用する施設や企業が増加しています。

<オゾンが除菌・消臭に効くメカニズムとは?>
酸素(O₂)と比べて、オゾン(O₃)は非常に不安定な気体。そのため、O₂とOに分かれやすい性質があります。この性質を利用したのがオゾンによる除菌や消臭です。O₂と分かれた酸素元素のOが「菌」と結合すると「除菌」が完了します。また、酸素元素のOが「ニオイの原因物質」と結合すると、化学構造が変わって他の物質に変化してしまうため、ニオイもなくなり「消臭」されるのです。

除菌や消臭に有効なオゾンですが、一方で「オゾンは、人間の体に有害ではないの?」といった安全面に対する不安の声もあります。

オゾンの人体への安全性については、日本産業衛生学会などが基準を出していて、日本国内では、一般的に0.1ppm以下のオゾン濃度であれば健康上の悪い影響は見られないとされています。当社でもその基準を守って製品を作っているんですよ。


※日本産業衛生学会/オゾン許容濃度:0.1ppm(0.2 mg/m3)(提案年度 1963 年 更新2019年) 労働者が1日8時間、週40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に曝露される場合に、当該有害物質の平均曝露濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響がみられないと判断される濃度

  • バスピース

条件を守って適切に使用すれば安全なオゾン。医療や消防の現場でも認められている除菌効果を、自宅でも活用したいものです。

お風呂掃除のお悩みは浴室用オゾン発生器「BATH PEACE O3」の力で解決!

2003年の創業以来、長年にわたりオゾン発生器の製造に取り組んできたタムラテコ。そのタムラテコからこの度リリースされたのが、浴室でも使えるオゾン発生器「BATH PEACE O3」です。

  • バスピース

    高さ17cm、重さ950gという小型軽量設計の「BATH PEACE O3」

「BATH PEACE O3」は具体的にどのような機器なのでしょうか。2つのポイントを紹介します!

防水機能があり、浴室で使用できる

「BATH PEACE O3」は、菌やカビが増殖しやすい浴室で使用可能な防水機能付き。無人のお風呂場で使用する「お風呂モード」は、3時間のパワフル除菌が特徴です。オゾンは気体なので、手の届きにくい高いところや狭い隙間もしっかり除菌できます。

「BATH PEACE O3」を使用すると真菌や細菌が除菌できるので、カビやぬめりが発生しにくくなり、普段のお風呂掃除もラクになりますよ。


コードレスでどこでも使用可能

「お部屋モード」は、人がいる場所で使用するモード。許容濃度である0.1ppmを超えないように、少しずつオゾンが発生するようプログラミングされています。小さいボディですが、12畳分のスペースまで除菌可能。部屋干しで気になる生乾き臭の消臭にも役立ちます。また、バッテリーを搭載した充電式なので、リビングだけでなく、自動車の車内やクローゼットに持ち込むことも可能。タイマー付きで、消し忘れの心配もありません。

  • バスピース

「家で焼肉をしてニオイが残っているのに、お客様が来られる」といったときに、短時間で部屋を消臭するという使い方もできるんですよ!


  • インタビューの様子

【コラム】「BATH PEACE O3」開発秘話

開発のきっかけはオゾン発生器を取り扱う商社のひと声から
タムラテコのオゾン発生器をはじめ、家電やリビング用品を取り扱う商社の株式会社シティライフ。今から約3年前に、同社の会長から相談されたのが開発のきっかけでした。浴室のカビや菌が引き起こす健康被害を調査して危機感を持ち、会長の「社会課題に貢献したい」という強い思いにも心を動かされ、開発をスタートしました。

エビデンスを取得するために慶應義塾大学医学部感染症学教室との連携も
しかし、開発は一筋縄ではいきませんでした。特に難航したのがエビデンスの創出です。コロナ禍により、研究を引き受けてくれる機関はなかなか見つかりません。そんなとき、慶應義塾大学病院臨床研究推進センターを通じて慶應義塾大学医学部感染症学教室とタムラテコの100%子会社であるドリームメディカルパートナーズ株式会社との共同研究が実現。以下のプレスリリースにもある通り、オゾンガスの除菌効果に関してエビデンスを得ることができました。

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■慶應義塾大学医学部感染症学教室との共同研究で肺NTM症 原因菌除菌のエビデンスを取得
慶應義塾大学医学部感染症学教室とドリームメディカルパートナーズ株式会社との共同研究では、肺NTM症の原因菌5菌種を用いてオゾンガスの効果を評価しました。原因菌5菌種すべてにおいてオゾンガスの除菌効果が確認できました。 (現在、学会発表準備中)
*株式会社タムラテコ100%子会社
(2022年12月公開、株式会社タムラテコのプレスリリースより引用) ――――――――――――――――――――

そのほかにも、新しくプラズマ技術を採用することで、従来、発生体に使用していた水銀ランプを使用することなく、発生体寿命を保ちながら、電源点灯時から十分なオゾンを発生させることが実現。当初の依頼から3年の月日を経て、ようやく製品を発売することができました。

浴室の除菌環境を保つには、タムラテコ製品がおすすめ!

浴室という身近な場所で増えてしまう細菌やカビ。予防には浴室の換気や掃除が重要ですが、今後、オゾンの除菌力の活用も期待されます。

慶應義塾大学のほかにも数多くの大学の医学部や薬学部、研究機関と産学連携をして、オゾンに関する多様なエビデンスを取得しているタムラテコ。オゾン関連製品専門のメーカーとして、これまで蓄積してきたデータや知見も多くあるといいます。自分自身と家族の健康を守るため、安全で性能の高いオゾン発生器の使用を検討してみてはいかがでしょうか。(「BATH PEACE O3」の販売は株式会社シティライフで行っております。)

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[PR]提供:タムラテコ