見落としがちな背中のハミ肉

5月は各地で真夏日を記録した日もあり、「慌てて衣替えした!」なんて人も多いのではないでしょうか。薄着で気分も開放的になるこの季節ですが、油断は禁物!Tシャツやノースリーブから出たタプタプの二の腕やムダ毛の処理など、これからの季節、女性がケアすべきポイントはたくさん。そんな中、意外に見落としがちなのが"背中のハミ肉"です。

今回、マイナビニュース会員の男女に緊急アンケートを実施。女性の後ろ姿に対するキビシ?い意見の数々には、思わず"背筋"が凍ります!

大人の女性に死角ナシ!背中に注がれる視線

普段もっとも視線が集中しやすいのは"顔"。「少しでもキレイに見られたい!」とついついメイクやヘアスタイルに気を使いがちですが、実は背後からも視線が注がれていることに気づいていますでしょうか?

Q:女性の後ろ姿をつい見てしまう時はありますか?

アンケート結果では、男性の約40%が「女性の後ろ姿をつい見てしまう時がある」と回答。みんな面と向かっては言わないですが、意外と後ろ姿に注目していることが分かります。

Q:男性に後ろ姿を見られていると思った経験がありますか?

一方、女性側に「男性に後ろ姿を見られていると思った経験がありますか?」と聞いてみたところ、「いいえ」が全体の81%。さらに「後ろ姿をよく見せているために気をつけていることがありますか?」という質問には、「いいえ」が74%。女性の"背中"に対する意識の低さが伝わってきます。反省……。

そんな油断しまくりの背中にさらなる張り手を喰らわすかのように、男性に"背中のハミ肉"をどう感じるか?を聞いたところ、こんなキツ?い回答が次々に飛び出しました。

「見てはいけないものを見てしまった」(男性・37歳・技術職)
「だらしない食生活の象徴だと思います」(男性・30歳・技術職)
「なまけているなと感じる」(男性・28歳・専門職)
「自己管理できない人だと思う」(男性・50歳以上・事務系専門職)
「痩せろ!と心の中で叫びます」(男性・42歳・技術職)

他にも、「幻滅する」「悲しい」「かわいそう」などのネガティブ意見が大多数。少数派の意見の中には「エロい」(男性・31歳・事務系専門職)、「興奮します」(男性・33歳・販売職・サービス系)なんて奇特な人も……。

こちらが意識していなければいないほど突き刺さる男性側の辛辣な言葉……。ただ女性には、面と向かって言われなくとも"背中のハミ肉"を自覚してしまう瞬間があります。部屋やバスルームの鏡はもちろん、デパートの姿見やコンビニのガラス。さらに意外な盲点は"写真"。飲み会や旅行の最中、誰かがふいに撮った写真に映り込んだ自分の無防備な後ろ姿に、愕然とした人も少なくないのでは?

「あなたがザンネンだと思ったポイントは?」という質問には、

「背中のお肉が、ブラに締め付けられて段々になっているとき」(女性・32歳・事務系専門職)
「ブラジャーにお肉が乗ってるのが服越しでも分かる」(女性・22歳・その他)
「ぴっちりした服装だけど、あちこちお肉がはみ出ている」(女性・24歳・販売職・サービス系)
「ブラをつけている線がクッキリ。ハミ肉がたっぷりだった」(女性・32歳・専門職)

アンケートを通して分かったのは、背中のハミ肉を意識することは、恋愛関係に発展するか否かという以前に"大人の女性の身だしなみ"としてとても大切だということ。

とは言え、女性だってまったく"ハミ肉"対策をしていないわけではありません。

「チュニック系を着るか、腰まで隠れるカーディガンを羽織る」(女性・39歳・事務系専門職)
「ブラに押し込んだりみたりしている」(女性・31歳・専門職)
「リュックを背負う」(女性・30歳・事務系専門職)

といった「強引にごまかす派」も見受けられましたが、一方で、

「サイズの合ったブラをつける」(女性・31歳・事務系専門職)
「猫背に気をつける」(女性・28歳・営業職)
「上半身をひねる動きをする」(女性・32歳・クリエイティブ職)
「ストレッチやヨガを取り入れて肩甲骨周辺をやわらかくしている」(女性・38歳・学校・教育関連)

など「生活を改善してみる派」の対策案が多く目立ちました。姿勢の悪さも背中のハミ肉を生み出す要因。パソコンやスマホのやりすぎもほどほどにしましょう。