大人から子どもまで、このオズの世界にハマる!

家族で楽しむのにもピッタリの本作。冒頭、オズの乗る気球は、竜巻に巻き込まれ、川にもまれ、滝を下り……と、息もつかせぬシーンの連続で、まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているような迫力! その臨場感から子どもたちは勿論、観る者は一瞬でオズと同化してしまいます。まるでいっしょに魔法の国に下り立ったように、オズと共に景色の美しさに息を飲み、音を奏でる不思議な植物や、華麗に舞う生き物たちに目を丸くし、黄色く続くレンガの道の先にそびえるエメラルド・シティに目を細めてしまうのです。

「おとぎ話」の主人公は女の子というのが常ですが、本作は男性が主人公という一風変わった「おとぎ話」。口先ばかりで自己中心的なオズが、本当に大切なものを見つける成長の物語と、みんなで力を合わせることのすばらしさを教えてくれるシンプルな物語が描かれているので、男女問わず楽しめます。大人の男性であるオズが自分の現実と理想のはざまで迷い、人々の期待を受けて奮起していく心境の変化などは、同じような想いを抱いたことのある男性たちの胸を熱くさせること間違いなし。サム・ライミ監督お得意の人間性の描写が、ファンタジー映画を見慣れていない大人の方の心にも響きます。親子でそんなオズという人間について、またオズを勇気づける陶器の少女や周囲の魔女たちなどをどう思うか、語り合うのもいいかもしれません。

さらに、繊細でデザイン性に富んだ衣装や調度品の数々は、子どもたちだけではなく 大人も魅了されてしまう細かさと美しさです。

また、『オズの魔法使い』を幼いころに見聞きした大人も多いと思いますが、そんな大人世代は、オズがいかにして「偉大なる魔法使い」になったかを楽しめるはず。

これを機会に、家族や友人、はたまた1人でも、魔法の世界に足を踏み入れてみるべき!

思わず息を飲むほどの美しい世界観に、誰しもが魅了されること間違いなし! ©2013Disney

モノクロ vs カラーを効果的に駆使した驚きの3D映像!

そしてなんといっても驚くのはその映像のすばらしさ。

「いつかは偉大な人物に」と夢見る主人公・オズが生きる「現実」は、奥行きのない3Dモノクロ映像とモノラル・サウンド、そして昔の劇場スクリーンと同じビスタサイズで描かれています。しかし、オズが魔法の国に迷い込んだ瞬間、辺りは鮮やかに色彩を放ち出します。3Dカラー映像とステレオサウンド、そしてスクリーンまでも現在主流のよりワイドなシネスコサイズとなり、一気に奥行きと広がり、そして臨場感を備えたリアルで壮麗な情景へと変化し、一瞬で観る者を魔法世界へ連れ去ります。

オズに訪れた途端、カラーの景色が広がるさまは、まさに魔法の国に訪れたような気分! ©2013Disney

優雅に咲き出す花々、色づく木の葉かと思えばいっせいに飛び立つ蝶たち、巨木の枝葉から降り注ぐ木漏れ日……。目の前に広がる優美な極彩色の世界に、思わず目を見張ります。

監督は『スパイダーマン』で驚異の映像を見せつけてくれたサム・ライミ。画の躍動感を描かせたらピカイチの監督さんです。かなりバーチャルな撮影だった従来の3D作品に比べて、本作は物理的セットを多用して3Dカメラで撮影され、CGI技術と融合、『アリス・イン・ワンダーランド』をしのぐ映像美とスケール感に感動すること間違いナシ! 特に未観賞の方、ファンタジーが好きな方も、あまり見慣れていないという方も、一度はこの映像体験をオススメします!

オリジナル原作が魅力あふれるキャストで映画化

そもそも、『オズの魔法使い』は、アメリカではもっともポピュラーなファンタジー文学のひとつで、ライマン・フランク・ボームによる原作小説は、全14編にも渡るシリーズ作品です。そんな中『オズ 始まりの戦い』は、14作のオズ・シリーズの中で断片的に描かれたオズの過去や描写を元に作られました。

主人公オズが、マジシャンとしての日々を送っていたカンザスでの登場人物と、魔法の国で新たに出会う人物たちがリンクしているのも重要なポイント。平和を愛する南の魔女、グリンダは現実世界でオズが想いを寄せる心優しき女性アニーと、荷物持ちに道案内など魔法の国でのオズの重要なサポート役フィンリーは現実世界でのオズのマジックの助手と、足を怪我して泣いていたところをオズに助けられた陶器の少女は現実世界での足の不自由な少女と。オズが魔法の国で成長していく中で、彼らに語る言葉の対比や態度の変化も、見事なのでお見逃しなく!

ペテン師なのに何故か憎めない主人公オズを『スパイダーマン』『猿の惑星:創世記』のジェームズ・フランコが好演、南の魔女に『マリリン 七日間の恋』で2年連続のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、東の魔女に「ナイロビの蜂」(05)でアカデミー助演女優賞受賞したレイチェル・ワイズ、西の魔女に『ブラック・スワン』で注目のミラ・クニスと、豪華なキャスト陣が軸となって本作に魅力を添えています。

見どころ満載の『オズ 始まりの戦い』。これを見逃したら、冒険旅行をひとつ、損したことになるかもしれませんよ。しかも行き先は「魔法の国」。今年の夏の冒険旅行の行き先は、「オズ」で決まりです!

2013年8月2日(金)ブルーレイ/DVD/オンデマンドで新登場!!

ブルーレイ(2枚組/デジタルコピー付き) 3,990円(税込)
ブルーレイ+DVDセット 3,990円(税込)
3Dスーパー・セット(3枚組/デジタルコピー付き) 6,090円(税込)
DVD(2枚組/デジタルコピー付き) 3,990円(税込)
©2013Disney

『オズ 始まりの戦い』の詳細情報はこちらから!

(マイナビニュース広告企画)