娘も巣立ち、パートで働きながら、定年退職間近の夫と二人で暮らしている栄子(54歳)は、近くに住む80代の父と母の老害っぷりに頭を悩ませている。老害になりゆく両親と、割り切れない人生の葛藤を描いた渾身のセミフィクション。
シリーズ 立ち行かないわたしたち、『わたしの親が老害なんて』(西野みや子/KADOKAWA)より一部をご紹介します。
次回、続きます。
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『わたしの親が老害なんて』(西野みや子/KADOKAWA)
自分の親が恥ずかしくてしかたがない――。
噛み合わない会話、他人への迷惑、周囲からの哀れみの目。
わたしはいったいどうしたらいいの?【あらすじ】
娘も巣立ち、パートで働きながら、定年退職間近の夫と二人で暮らしている栄子(54歳)は、近くに住む80代の父と母の老害っぷりに頭を悩ませている。
家庭内だけではなく、他人にも迷惑をかける両親を「自分がなんとかしないと」と思いながら過ごしていたが、ある日両親が車で人身事故を起こしてしまう。
幸い死者は出なかったものの、開き直る態度の両親に、栄子は意を決して父に免許返納を提案するが――。
老害になりゆく両親と、割り切れない人生の葛藤を描いた渾身のセミフィクション。【解説】
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(c)西野みや子/KADOKAWA