ドレスコードに悩んではいませんか?

「おっと、これは!」 ホテルディナーを検討している男性必見です。カジュアルエレガンス? スマートカジュアル!? なじみが薄い言葉に、お悩みではないでしょうか?

そんなあなたのために、リッツカールトンホテルのディナーに潜入してきました! 女性に人気の有名ホテルでは、ドレスコードという名の身だしなみが求められます。クリスマスディナーで恥ずかしくない装い、NG例を、スタイリスト森井が一刀両断。

■NG1.額面通りのドレスコード!

カジュアルエレガンス! スマートカジュアル! これらは、ドレスコードのジャンルを表す言葉です。2つの共通点を分かりやすくお伝えするならば、どちらもジャケット着用の上品カジュアルであるということ。では、そんな両者の違いとは、一体?

この答えは、許容されるアイテムの種類にありました。カジュアルエレガンスはダークスーツ、スマートカジュアルはチノパン・ノーネクタイOKと、一般的に言われています。

しかし、額面通り受け取るならば、リッツカールトンのディナーは、全員ダークスーツで食事していることに……。なぜなら、公式Webサイトに【ドレスコード: カジュアルエレガンス】とあるからです。そこで、真実を追求すべく、スタイリスト森井が、リッツカールトンの休日ディナーに潜入!

あえて、ドレスコード通りではなく、白パンツにネイビージャケット、赤いニットスタイルと、スマートカジュアルの装いで(笑)。到着した私を待っていた光景は、衝撃的でした!

なんと、ダークスーツの男性は1割もいなかったのです(驚)。つまり、額面どおりのドレスコードではなく、ホテルの雰囲気に合う上品な装いこそ、ドレスコードの本質と言えます。ぜひ、クリスマスは上品な装いで!

■NG2.堅すぎるスタイル!

実際、ダークスーツをセットアップ(上下同じ生地)として着ている男性もいらっしゃいました。しかし、その着こなしは、あなたの想像と大きく異なるかもしれません!

なぜなら、シャツではなく、タートルネックを活用し、ダークスーツを休日仕様に着崩していたからです。シャツで合わせるならば、平日の仕事帰りと何ら変わりませんよね?

一方、一番多いスタイルは、ジャケット代わりに、シャツにニットを合わせるコーディネートでした。ホテルディナーの目的は、上品な空間でリラックスすることだと思います。ドレスコードを順守するあまり、堅すぎるスタイルにならぬよう注意しましょう! 自分やパートナーを緊張させてしまうリスクが生じてしまいますから。

「ネクタイスタイル」ダークスーツのカジュアルエレガンス

「赤いニットスタイル」スマートカジュアル(森井がリッツカールトンホテルに行った時の服装)

■NG3.初めての格好!

とはいえ、カジュアルすぎるアイテムは、もちろん禁物です。ダメージジーンズ、ボロボロのスニーカーなど、ホテルの雰囲気を壊すスタイルは当然NGですよね。しかし、普段ジャケットを着ない方が、この日のために購入した新品ジャケットを着る場合も、一抹の不安が残ります。

着なれないジャケットスタイルに、違和感が残ってしまうリスクです。だからこそ、事前に新品ジャケットの袖を通し、新たなスタイルに慣れてください! 必ずや、ディナー当日が楽になりますから。

それでも、クリスマスディナーのドレスコードに不安が残るあなたは、私に声をお掛けください。エレガントカジュアルを標榜するスタイリストの私が、あなたと一緒にショップを回り、予算内で、心地が良いエレガントスタイルを、全身コーディネート致しますので!

<著者プロフィール>
森井良行
「ユニクロさえもカッコよく」をキャッチフレーズに、大人カジュアルとして、エレガントカジュアル(エレカジ)を提唱。渋谷・有楽町etc.ショップをまわり、その人だけに似合う服をコーディネートする買い物同行サービスの実績は、のべ3,000人を超え、97%の独身顧客が「女性にほめられた」という。公式サイト「エレカジ」ではコーディネート事例や「モテるファッションアイテム」を日々紹介中。
エレカジ(エレガントカジュアル
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