年末年始はイベントが盛りだくさん。しかも、寒い季節ですので、ひとりで過ごすのもなぁと、ふだんは強気な男子もちょっと人恋しいような、誰かと一緒にいたいような、そんな気持ちになっちゃうかもしれません。

というわけで今日は、年末年始に女の子と出かけるチャンスを作るためにはどうすればいいか? という問題について考えてみることにします。

年末年始というと、クリスマスやカウントダウン、初詣などさまざまなイベントがあるものですが、ひとり暮らしなのでひとりで過ごすという男子。実家暮らしで、実家にいると家族から、「彼女もいないのかねぇ」と本人に聞こえないようにひっそりとかわされる会話を聞いてしまったり、ストレートにひとりでヒマそうねと言われたりするのがいやで、ついついひとりドライブやひとりネカフェ、ひとりブック◯フといった行動をしてしまう男子も多いことかと思います。

ひとり暮らしの場合、学生のころや、就職して最初のうちは実家に帰ると大歓迎されたかもしれませんが、30代に突入したとたん、「幼なじみのAくんとこは、もう孫が2人目だって」と言いながら、チラッと母から顔を見られる。

「誰かいい人がいたら連れてきなさい」と期待に満ちあふれたメッセが年末に送られてきたというようなことがあるもので、そうなると、(帰らなくてもいいかも……)と帰省するのをやめてしまう人もいるものです。

それは男子に限らず、ひとり暮らしの女子にもいえることなので、女の子のほうも意外と年末年始はひとりさみしく過ごしているということがあったりするもの。

ですが、誰もがお互いに、(まさか、年末年始に何の予定もない人なんて、今さらいるわけがないよね) とか、(年末年始に何の予定もなく、ひとりでテレビ見ながらぼーっとしてるだけとは誰にも言えない) みたいに思ってしまっているパターンも多いような気がします。

女の子は特に、直前の予定や急な約束にちゅうちょしてしまう人が多いので、ここはやはり、男子のほうからさりげなく、「年末年始は実家に帰るの? オレ、今年は帰らないだよね」とか、「正月って、意外にすることないっていうか、ヒマだよね」とかいうふうに、女の子に話をふってみるといいと思います。

そうすると女の子のほうも、「私は年末は返るんだけど、年明けの2日にはもう帰ってこようと思ってるんだよね。実家にいても、お兄ちゃんに子ども生まれて、私の部屋なくなってるしさー」「そうなんだー。実は私も今年は帰省しないんだよね。年末まで仕事忙しいじゃない? だから、こっちでゆっくりしたいと思って」というふうに、自分の状況を教えてくれるかもしれません。

お互いに時間が空いていることや、現在フリーであることがわかったら、「クリスマスとか、当日は忙しいだろうけど、時間あったらみんなで集まって飲み会でもする? うちで鍋でもいいんだけど」とか、「忘年会は部でワサワサしててあんまり話せなかったから、同期で少人数で忘年会しようか?」というふうに、年末に1件、女の子と出かける予定をつくってしまうといいと思います。

女の子は、私は忙しい子と思われたい気持ちが強い人が多いので、彼氏がいるとか、よほどの理由がない限り、気の合う職場の同僚や、ふだんから親しい男友だちのほうから、せっかく声をかけてくれた誘いを断る人はいないはずです。

年末の内に、出かける予定をつくるには、こたつで飲み会ができるスポットや一緒にスポーツ観戦できるバー、釣りができる居酒屋、みんなでゲームできるカフェや飲み屋さんなど、ふだん女子だけでは行きづらい場所やおもしろい場所をセレクトしてみるとOKをもらえる確率があがったり、おもしろいところに連れてってくれる男子と認識してもらえたりするはずです。

年内に女子と約束を取り付けることができるのがいちばんですが、それが叶わなかった場合、「12月忙しくて、観たい映画もまだ見てないからお正月に一緒に行かない?」「オレ、今年厄年でさー、あの有名な厄除け大師行ってみたいんだけど付き合ってくれないかな?」というように、お正月に女の子との約束を取り付ける方向でがんばってみるといいと思います。

クリスマスや年末のイベントは、外で友だちや恋人と過ごすものと思っている人が多いですが、お正月はどうしても「家族で過ごす」イメージが強いので、女の子を誘うにも気が引けてしまう。ちょっとためらってしまう男子は多いことでしょう。

ですが、実家暮らしの女の子だって、お正月だからこそ楽しみにしている初売りがあったり、いってみたい初詣スポットがあったりするかもしれません。

娘の外出に厳しい親御さんも、なぜか初詣で深夜に出かけるのはゆるしてくれる場合が多いものですから、2人きりでなく何人かで初詣に行かない? とちょっとめずらしい場所に誘ってみたり、車でないと行けない場所へ行ってみたりするのも楽しいことだと考えるようにしてみてほしいところです。

(年末年始は絶対忙しいだろう)(もう年末年始の予定は決まっているに違いない)と決めつけたりせず、相手の女の子の予定をさりげなく聞き出してみるところからはじめてもいい! と私は思います。ぜひ、自分の状況を説明しつつ、相手のスケジュールを聞き出して、女の子を誘ってみて、楽しい年末年始を過ごしてもらいたいところです。

酒井冬雪です。私の年末年始の予定は、今のところ、ゆっくり寝る! それだけです。では、またねー。