日常的に使っているのに、なかなか洗わないものってありますよね。たとえば、毎日の買い物で活躍するエコバッグ。使っては畳んで、また使う…を繰り返し、「そういえば前回洗ったのはいつだっけ?」という状態になりがちです。

そこで今回は、酸素系漂白剤「オキシクリーン」でエコバッグを丸ごと漬けおき洗いしてみました。一体どのくらい汚れは取れるものなのでしょうか。

オキシ漬けを始める前に準備したもの

エコバッグは耐久性が高く、買い替えるよりもつい増えていくもの。気づけば、家の中にはたくさんのエコバッグがありました。どれを試そうか迷った末、今回は布製のエコバッグ1枚とポリエステル製のエコバッグ2枚、合計3枚で比較してみることにしました。

  • エコバッグ3種を丸ごと漬けおき洗いしてみたら、実はこんなに汚れてた…“オキシ漬け”でしか見えないリアルな汚れの正体とは?

    布製のエコバッグ1枚とポリエステル製のエコバッグ2枚

なお、オキシ漬けするために以下のものを準備しました。

・きれいにしたいエコバッグ3枚
・オキシクリーン
・洗い桶(容量8リットル)
・42℃のお湯
・泡立て器
・ビニール手袋(すすぎ用)
・マグカップ(重しとして)

泡立て器は、オキシ溶液をかき混ぜるために使用します。代用できるものであれば、他の器具でも問題ありません。また、オキシ漬けの際にエコバッグが浮いてしまわないようにマグカップを重しとして使用しましたが、こちらも他の重しで代用可能です。

まずは布製エコバッグで検証

はじめに挑戦したのは、家にある中で最も汚れのひどいこちらのエコバッグ。

  • 汚れがひどい布製のエコバッグ

    汚れがひどい布製のエコバッグ

これは、夫が日々の買い物でほぼ毎日使っているものです。主にペットボトルなどの重い荷物を入れるときに活躍しています。

キャンバス地ならではの丈夫さはあるものの、その分全体に黒ずみ汚れが目立ちやすいのが難点。「厚手の生地だし、洗うのが大変そう……」と、つい洗濯を後回しにしてきた1枚です。

  • 持ち手の部分は特に汚れている

    持ち手の部分は特に汚れている

持ち手の部分は特に汚れがひどい! これだけ汚れていると、どれだけキレイになるのか楽しみになってきました。

さっそくオキシ漬けをしていきたいところですが、その前に、まずはオキシクリーンの基本的な使い方を確認しておきましょう。

・適切なお湯の温度(40℃~60℃)で使用する
・4リットルのお湯に対してキャップ1杯が基本の分量
・お湯にオキシクリーンを入れたらしっかり混ぜて溶かす

  • 42℃のお湯にオキシクリーンを入れる

    42℃のお湯にオキシクリーンを入れる

今回は、42℃のお湯を使いました。なお、布製のエコバッグはかなり汚れが目立っていたため、4リットルのお湯に対してキャップ1杯+1/4杯分のオキシクリーンを加えてみました。

お湯にオキシクリーンを入れたら、泡立て器でかき混ぜます。しっかり混ぜないと粒が溶け残ってしまうことがあるので、よく混ぜるのがポイントです。

マグカップを重しにして待つこと約3時間……。一体どうなったでしょうか。

  • 【写真】ここまで汚れてた!? 水の色が物語る…エコバッグの“オキシ漬け”で判明したリアル汚れ

    お湯にかなりの汚れが溶け出している

こちらがオキシ漬け後のお湯の様子です。濁ったお湯には、かなりの汚れが溶け出していました。どうやら、皮脂や汗、雨など、長年の汚れがしっかり染みついていたようです。見た目以上に汚れていたことに正直びっくりしました。

  • 清潔感のある手触りに

    清潔感のある手触りに

もみ洗いして水ですすぎ、しっかり乾かした結果がこちら。ひどく目立っていた黒ずみがかなりキレイになりました。汚れが完全に落ちたわけではありませんが、オキシ漬け前は汗などで少ししっとりしていた生地が、パリッと清潔感のある手触りに変わりました。

  • 持ち手の部分もキレイ

    持ち手の部分もキレイ

特に、持ち手の部分はとてもキレイに。また気持ちよく使ってもらえると思うと、なんだか嬉しくなりました。

使用頻度No.1! ポリエステル製エコバッグをオキシ漬け

次は、使用頻度が最も高いポリエステル製のエコバッグを試してみます。濃い色なのでパッと見では汚れが目立ちませんが、使うたびに何となく臭いがすることがあり、ずっと気になっていました…。

  • パッと見は汚れが目立たないポリエステル製のエコバッグ

    パッと見は汚れが目立たないポリエステル製のエコバッグ

こちらは、オキシクリーンの基本分量である「4リットルのお湯にキャップ1杯」を使います。はじめに試した布製エコバッグと比べると、汚れが落ちやすそうな素材のため、漬けおき時間は30分に設定しました。

  • 意外とお湯は濁っている

    意外とお湯は濁っている

そして30分後……。先ほどではないにせよ、お湯がけっこう濁っています。いつも何気なく使っていたものがこれだけ汚れていたのかと思うと、少しゾッとします。

  • 臭いも気にならなくなった

    臭いも気にならなくなった

水ですすいで乾かすと、気になっていた臭いもなくなり、とてもサッパリしました。

たまにしか使わないエコバッグの汚れは?

最後は、同じポリエステル製の使用頻度が低めのエコバッグを試してみます。使用するのは月に2〜3回程度で、汚れているようには見えず、臭いも気になりません。ただし、10年ほど前から使っている割に、洗った記憶はほとんどなく、汚れ具合は未知数です。

  • 使用頻度の低いポリエステル製のエコバッグ

    使用頻度の低いポリエステル製のエコバッグ

今回も2枚目と同じく、オキシクリーンは基本分量の「4リットルのお湯にキャップ1杯」を使い、漬けおき時間は30分に設定しました。さて、どうなるでしょうか。

  • やや薄いが汚れは出てきている

    やや薄いが汚れは出てきている

こちらは2枚目よりややお湯の色が薄い印象ですが、それでも汚れが出てきました。使用頻度が低く臭いも気にならなかったのに、思っていた以上に汚れていたようです。

  • 汚れが取れて清潔に

    汚れが取れて清潔に

水ですすいで乾かすと、やはりパリッとして清潔な手触りになりました。ただ、オキシ漬け前と見た目はほとんど変わらないため、あれだけの汚れが付着していたとは信じがたい思いです。

今回、家庭にある3枚のエコバッグをオキシ漬けしてみて感じたことは、「そこまで汚れていないだろう」と思っていたものでも、意外と汚れているということです。オキシ漬けは手軽にできるので、普段よく使うエコバッグはもちろん、昔使っていて最近はお蔵入りしていたものも、まとめてキレイにしたいと改めて実感しました。