ときおりネットを賑わせる「おじさんビジネス用語」を抽出し、20代~40代のビジネスパーソンを対象にアンケートを実施しました。言葉の意味や、巷での使われ方の実態をご紹介します!
もともとは政治用語で、ビジネスシーンでも使われるようになった「一丁目一番地」は、20代の50.5%、30代の30.6%、40代の32%が「知らない・使ったことがない」と回答。
「知らない/使わない」派が半数を占める20代と、30代以上の中堅・ベテラン層との差が顕著です。
「一丁目一番地」の意味は?
最初に実施すべき最重要な事柄をたとえていう語。最優先課題。「党の政策の―は地方分権にある」「―の課題」 (出典:goo辞書)
「一丁目一番地」の使われ方
●おじさんが、「これは一丁目一番地だよね」と言ったので、意味を調べた(40代/教育)
●何かかしこまっているときに、「一丁目一番地」をよく聞きます (40代/化粧品・医薬品)
●「このプロジェクトの一丁目一番地」とか(29歳/建設・土木)
なかには、「俺ら最前線でいるからここが地獄の一丁目一番地やで、と会社の中では足軽のように扱われたときに出てくる(40代/流通・チェーンストア)」なんて修羅場を感じさせる声も。いろいろガチャンコされているような……。
40代ユーザーのコメントにも「おじさんが言っていた」とあるように、実際に「一丁目一番地」を使っているのは、さらに上の世代なのかもしれません。
※2022年9月にマイナビニュース会員を対象にWEBアンケート。有効回答数294件(20代:93名、30代:98名、40代:103名)