小さかった子どもが、気づいたら大学生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生の息子2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
最初に
これは、寂しくてしょんぼりしているのではなく、楽になって嬉しい!という話です。
子どもたちが小さい頃、母の存在は絶大でした。
私もそれはわかっているので、身の回りの世話をして、話をして、頭をナデナデして抱きしめてと接触の多い日々。旅行なんて行こうもんなら、次男は寂しくて熱を出す有り様でした。
さて子どもたちが成人した今、母はどうなったのかというと…
数日間程度じゃ、いてもいなくてもたいして変わらない存在になっていたのです。
幸い旦那が基本家にいるのである程度のことは任せて、食事だけは手配したり、前半は作り置きを準備したりしましたがそれだけです。旅行中も子どもたちとあえて連絡を取り合うことはなく、用事があればLINEする、いつもと同じ流れ。
久しぶりに帰宅しても誰も迎えに来ず、ただ会ったら「ひさしぶりー」と挨拶してお土産のお菓子を食べたりしてました。なんとなく土産話して、いつものように食事して。もちろん寂しいことなんてない。旦那は家事が集中して面倒だったかもだけど…
あーーーーー子育て終わったなあ、と思いました。
家族それぞれにそれぞれの世界があって、家がみんなの帰る場所になってる。
家族が一緒にいる時はリラックスして、どうでもいい話をしたりしてる。
私も子どもたちも、次のステージが近いなという感じです。
とはいえまだ家を出る予定はないので、まだまだ遊びますよ!