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諸君は女性に「ねぇー、わたしの話聞いてるの? 」などと言われたことはないかな? それも自分としてはしっかり聞いていたつもりだったにも関わらず……。
これってよくあることと言ってしまえばそれまでだが、実はなぜこのようなことが起きるかには列記とした根拠があるそうな。でその根拠はというと、脳の構造と機能がもともと男と女では違うこと。そしてこのことによって男女間では会話のスタイル(speaking style)も違うんだそうな。たとえば、
男性のspeaking styleは :
- 単刀直入を好む
- 分析による的確な解決策を導こうとする
- 会話中にうなづく仕草をするのは同意しているときのみ
女性のspeaking styleは :
- 細部にわたって詳しく話したがる
- 共感や協調を求め、冷静に分析するというよりは「自分にサポートできることはないかしら」のような、ある種「感情」で応えようとする
- 会話中頻繁にうなづく仕草をするが、それは「聞いてるわよ、どうぞもっと話して……」ということで、決して「同意している」という意思表明ではない
つまり言えることは、男にとっては女性のたらたらした話はうっとうしい限り。いちいち細かなことへの同調も不得意。しかしこのことが女性からすると多いに不満で、彼女らは男サイドからの「話はちゃんと聞いているよ」的なサインをもっと頻繁に必要としていることになるのだ。
であれば世の男性諸君よ!、愛しい女性の為に「話は聞いているよ」というもっとも手っ取り早いサインとなる「相づち」の打ち方を習得し、それらを多いに駆使し「聞き上手」さらには「恋愛上手」になろうではないか!!!
ということで今回は便利でかつ効果的な「相づち」をいくつか紹介することにしよう。以下がそれらだ:
■相手の話を受けとめて同調する相づち
Yeah./Mm./Mmmm./Mm hum./Hmm.(分かるよ、うんうん、そうなんだ)
Right./I see./I see what you mean./I understand./I understand what you mean.(分かるよ、なるほど、同感だよ)
Me, too.(僕も)
Me, neither.(僕も同様にそうじゃない=僕も)
※これらはどれも語尾を下げる感じで言うといい。
■相手の話に興味を示し、更なる展開を促す相づち
Ah-ha./Hmm.(なるほど、それで、あーそう、ふーん、で、だから)
Uh-huh./Uh Huh.(それで?、ええ、ふーん、あーそう、で、だから)
And?(それで?、それから?)
※これらはどれも疑問文のときのように語尾を上げる感じで言うといい。
And what happened?/Then what happened?(それでどうなったの?、それから何が起きたの?)
Hey, that's really interesting.(それって面白い、それって興味ある)
※これらは語尾を上げる必要はないが、興味津々といったニュアンスは必須。
■感銘を表す相づち
Wow!(すごいじゃない、さすがだね)
All right!/Great!(いいね!、やったね!、すごいね!、最高!)
That's really something.(それってなんかすごいね)
Good for you!(良かったね!、それはいいことだよ)
That's wild.(そりゃすごい、そりゃ面白い)
※これらはどれもよい意味で驚いたニュアンスと共に使うのがコツ。
■がっかり感を表す相づち
Really?(へー?、まじ?、ほんとに?、そうなんだ?)
That's too bad.(それってホント残念だね)
I'm sorry./I'm sorry to hear that.(それは大変だったね)
God!/My god!/Oh my god!/Jesus!(ほんと!?、信じられない!?、まさか!?、すごーい!、何てこった!、そりゃないよ、かわいそうに、そんなー、酷い、参ったな、信じられない)
※これらはどれもがっかり感や残念感と共に言うのがコツ。
■驚きや信じがたさを表す相づち
Yeah?(ほんと?、そうなんだ?)
Really?(ほんとに?、ほんとなの?、まじ?、まじで?.)
Are you sure?(君確か?、ほんと?)
Is that right?(それほんと?、そうなんだ?)
No!(嘘だろう!、信じられない!、あり得ない!、まさか!)
No way!(まさか!、あり得ない!)
I can't believe that.(それは信じられない)
I don't believe you.(君を信じられない)
※これらはどれもそのときの言い方と表情次第でちょっとした驚きから大いなる驚きまで全てカバー可能。
いかがかな?、このようなちょっとした言葉での「相づち」で彼女のハートをゲットできる確率が上がるとしたら……君ならトライするかな?、それとも「やっぱめんどくさい」と一刀両断切り捨てるのか?それは諸君の判断に任せるとして、今回はここまで。
ではまた次回。