特急「サンダーバード」のリニューアル車両が営業運転を開始した9月26日、ジョイフルトレイン「サロンカーなにわ」がEF81形44号機の牽引で北陸本線を走っていた。旅行会社主催ツアーの団体臨時列車として、金沢方面へ運行されたという。
「サロンカーなにわ」は14系客車を改造した7両編成の欧風客車で、国鉄時代末期の1983年にデビュー。ほぼ同時期に登場した「サロンエクスプレス東京」(後にお座敷客車「ゆとり」に改造され、2008年引退)とともにジョイフルトレインのはしりといわれ、団体臨時列車の他に西日本地区のお召し列車として使用されることもあるという。
牽引機のEF81形44号機は「北陸デスティネーションキャンペーン」のオープニングを飾る団体臨時列車にも使用され、「トワイライトエクスプレス」車両を牽引したとのこと。同列車は10月1日に大阪駅から福井駅へ、翌2日に芦原温泉駅から大阪駅へ運行された。