手書きをする機会が減っている昨今。他人の字を見ることも少なくなりましたが、字の印象でその人の性格を結び付けてしまうことってありますよね。

  • 「口座」と書くだけで貯金できる人かがわかる! 貯められる人になる字とは…?

実は、「筆跡心理学」という学問があり、実際に字のクセで性格や心理を読み解くことができるんです。しかも、字を変えれば性格も変えることができるとされていて、自己分析や性格改善にも役立ちます。

そこで今回は、貯金ができる人かどうか、「口座」という字のクセを見て、チェックしてみましょう。さっそく字を書いてみて、近い字のところ見てみてくださいね。

■あなたの字はどれが近い?

今回チェックするところは、「口座」の「口」の部分。接筆という、線の触れている部分の開き具合を見て、お金を貯められるタイプかどうかを判断します。

接点の箇所は上と下。上の線と線が開いているか閉じているか、下の線と線が開いているか閉じているかを確認してみてください。

「口」の字の2つの接筆点のうち、上は心の柔軟性が、下は自分に対する心のスタンスが表れます。上が開いていると、要領がよく融通が利くタイプ、閉じているとしっかり者の真面目なタイプ。下が開いていると、自分に甘いタイプ、閉じているとけじめがつけられるタイプと考えます。これらを掛け合わせて、貯金しやすい性格かどうかを読み解きます。

さて、あなたの字で一番近いものはどれでしょうか。以下4つにパターンを分けてみました。

■【1.隙間ゼロ】手堅いけれど収入を増やすチャンスを逃しているかも

  • 隙間ゼロなら、手堅いけれど収入を増やすチャンスを逃しているかも

「口」の字を書いた時に、どこにも隙間がない人は、とても真面目でしっかり者です。どんな不正も見逃さず、規則正しく、ルール通りに動きたいタイプでしょう。

その性格から、貯金に関してはしっかりできるはず。ただ、「こうでないといけない」という気持ちが強いため、お金を得る方法として、手堅い方法だけしか信じることができないかもしれません。

もちろん、それで間違いはないのですが、上の接筆は心の柔軟性とともに、情報や人脈、お金の入り口とも考えられています。少し心に余裕を持つことで、交流が広がったり、新しい情報を手に入れたりする機会が増えて、仕事にも良い影響を与えることができるでしょう。そして、これまで以上にもっとお金が入ってくる可能性が高まります。

もっと収入を増やしたい、という方は、ぜひ上の接筆部分を開けてみてください!

■【2.上も下も開いている】入ってくるのに貯金ができない……!?

  • 上も下も開いていると、入ってくるのに貯金ができない…

上も下も線がくっついておらず、開いている人は、サバサバしていて人気者な人が多いです。心の柔軟性が高いので人付き合いが良く、ノリも良い傾向があります。

ただ、ちょっぴりルーズなところがあるのが玉にキズ。ポジティブなのですが、自分にも他人にも甘く、お金にもゆるい部分があるかもしれません。そのため、貯金に関してはあまり得意ではないでしょう。

とはいえ、人脈や情報は入ってきやすいので、お金が入ってくる機会はそこそこあるはず。あとは、自分にけじめをつけられるよう、「口」の下の線をぴったりくっつけましょう。そうすれば、入ってきたお金が出ていかないように、セーブできるようになっていきます。

■【3.下だけ開いている】収入アップも貯金もしにくい「隠れルーズ」かも?

  • だけ開いているのは、収入アップも貯金もしにくい「隠れルーズ」かも?

上は閉じているのに下が開いてしまう人は、基本的には真面目なものの、自分には甘い「隠れルーズ」さん。頑ななルールはあるけれど、最終的には「まぁいいか」と許してしまうところがあるので、お金は貯まりにくいかもしれません。

しかも上を閉じているので、人脈や情報も閉ざしている状態。これでは収入も増えないので、まずはここを開いて、気持ちの柔軟性を高めましょう。逆に、下はしっかり閉じて、自分に厳しくすることで財布の紐をギュッと締められます。

字を最後までしっかり書くことを意識すると、性格的にも細やかで丁寧な感覚が芽生えてきますよ。

■【4.上開下閉型】最も貯金できる筆跡!

  • 最も貯金できる筆跡は、上が開いて下が閉じている「上開下閉型」

「口」の字の接筆が、上は開いて下を閉じている人は、他人にやさしく自分に厳しい性格。柔軟性が高く、たくさんの人から慕われるので、人脈や情報が集まります。

その半面、けじめをしっかりつけられるので、お金は計画的に使います。貯めるところと使うところを見極めてバランスを取り、効率よく貯められるのです。

この字の形が、最もお金を貯められる筆跡。お金を貯めたいなら、上から情報や人脈、お金が入ってきて、下は出ていかない「上開下閉型」の筆跡を書くように意識してみましょう。「口」の字のような四角い部分はすべて通じるので、「田」や「京」といった、一部分に「口」がある字も同じように意識して書くのがポイントです。

■性格を変えるには、半年意識して字を書き続けよう

なぜ字で性格が見えるかというと、字を書くという行為は、自身の行動が直接表れるから。普段からせっかちな人は、字を書く時も急いで書きますし、細やかな性格の人は、字を丁寧に書きますよね。何気なく書いていますが、実は自身の行動傾向が如実に表れるのです。

だからこそ、筆跡を変えることで性格も改善されていきます。書き初めなど、意識して丁寧に字を書こうとすると、なんとなく気持ちもゆったりと余裕が出てきますよね。もちろん、1日や1週間では変わりません。少なくとも半年は意識して字を変えていき、字を書くたびに「お金を貯める性格になるんだ」と刷り込むことで、性格にも影響していきます。

来年の自分がちゃんと貯金できるように、ぜひ今から筆跡改善をしてみてくださいね!