ハイスペ男子総合研究所 所長しのです。 この連載では、平均年収5,000万円のハイスペック男子の生態・恋愛観・結婚観をリサーチするハイスペ総研が、皆さまの恋愛婚活に役立つ情報をお届けします。

今回お伝えするテーマは、こちら。

『仕事ができる女性の婚活』

仕事ができて年収の高い、キャリアのある女性はとてもステキですよね。

しかし、一般論やネットニュースでは「仕事ができる女性は今期を逃す」「高学歴や高収入の女性は避けられる」というような論調があるようです。

私が主宰している婚活塾の受講生さんにも、女性経営者やフリーランス、専門職の方などが多くいらっしゃいますが、ご自分のキャリアや学歴などが婚活の妨げになるのではないか、隠した方がよいかというご相談もよくいただきます。

結論から言うと、仕事ができることは、婚活において不利な要素ではありません!

たしかに、男性の中には仕事ができる女性を敬遠する方もいるかもしれません。 しかしその人たちは表面的な肩書や学歴、職業を見ているだけで、相手の女性がどのようにそれを手に入れたのかという道筋や努力を理解する想像力がないのです。 結婚相手を探すということは、何十年も一緒に過ごせるパートナーを探すことです。努力の積み重ねの結果得ている肩書や地位に対して、その背景を理解できる男性でなければ、あなたのパートナーにふさわしくないと思いませんか?

仕事を頑張ってきたことやこれまで積み重ねてきた努力は、婚活のシーンでも否定する必要はまったくありません。

物事の結果には、必ず原因や過程があります。このことを理解できる方をパートナーに選ぶのは、男女関係なく、仕事ができる方にとって大切なことです。 これまで積み重ねてきたことも自分の魅力であると受け止めて、それを理解してくれる人を探す気持ちでデートや婚活を進めましょう。

また一方で、仕事ができる女性が注意すべきなのは、プライベートでの関係構築の方法についてです。

婚活やデートを、仕事と同じような感覚で行ってはいませんか?

仕事で成果を出してきた女性は、その成功体験から婚活にも合理性を求めたり、自分の気持ちを無視して目標だけ追いかけることをやってしまいがちです。 しかし婚活はプライベートであり、自分の本音を素直に伝えて相手との関係を育てていくものです。

仕事で結果を出す方法と、プライベートでの幸せの叶え方は違うので、仕事と同じやり方では相手との良好な関係を築くのは難しいかもしれません。 私自身も、営業の仕事をしていたときは仕事の延長線上で男性に接してしまって、全くうまくいきませんでした。

自分のこれまでの経歴、過去、立場、能力には自信や自負を持って、その上でプライベートの幸せを叶えるやり方をインストールしていくのが婚活成功の早道です。

実際に婚活塾の受講生にはハイキャリアの方もいらっしゃいますが、プライベートの関係を育てるコミュニケーションを身につけていただいた結果、その方たちもしっかりと素敵なパートナーを見つけています。さらに仕事においてもそのコミュニケーションを取り入れたら部下が頼もしく育った、という声などもたくさんいただいています。

「頑張ってきた私、よくやった!」という前提はそのままに、仕事で成果を出す方法とは異なる、本音を伝えるコミュニケーションで婚活に臨んでみてくださいね。 皆さんの努力を分かってくれる素敵なパートナーに出会って、人生丸ごとの幸せが手に入りますよ!