お待たせしました! 『「エコトレFX」をとことん味わい尽くすシリーズ』の最終回では、ひまわり証券のシステムトレードコンテスト「第3回 シストレNo.1決定戦~つくって、えらんで、賞金GET! 」中の「エコトレFXえらぶ部門」第2弾の結果発表を発表する。我ら、エコアジ隊の結果はというと……。
「エコトレFXえらぶ部門」第2弾に挑戦した3人(エコアジ隊) | ||
川上誠二(46歳) | 川上佑吾(22歳) | 香澄ケイト(年齢不詳) |
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会社員 FX歴8カ月 |
大学4年生 FXはまったくの未経験 |
為替ジャーナリスト FX歴6年 |
ケイト「確かに私は連載の1回目に書きましたよ。もし当選者がひとりだったら、ひとりで50万円分もらえるってね。でもね、本当にそうなっちゃうとは! 」
祐吾「え~っ、まさか一等賞はひとりってことですか!? じゃあ、僕と親父ってことはないですよね、親父のシステム(ブレイクサーファー ドル円)の応募者は6人、僕(MAマスター ユーロ円)は7人だし。ましてやケイトさん(MAマスター 豪ドル円)にいたっては44人でしたからね」
誠二「確か、2009年11月12日時点でのトップ3は、1位『タイムマネージャー ユーロ円』、2位『タイムマネージャー ドル円』、3位『2タイムチャンピオンドル円』だったよね。それから全然違っちゃったってわけ?」
ケイト「ハイ、その通り。結果の詳細はひまわり証券、コンテスト事務局長の黒田隆弘さんにご発表いただきましょう」
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黒田隆弘さん。教えてください! |
黒田「それでは発表致します。『エコトレFXえらぶ部門』第2弾の当選者はナ、ナント、お1人でした! 表彰式は、2月6日(土)会場セミナー内にて行います」
誠二&祐吾「エーッ! ひとりで50万円お年玉か~、マジっうらやましいっ! ! ! 」
変動幅以上に相場の動きが重要
黒田「私もうらやましいです(笑)。さて、続けますね。最終結果は、11月後半から12月にかけての年末の相場の影響から、以下の通り、中間発表からは想定されなかった結果となりました。
売買回数 | 勝ちトレード回数 | 負けトレード回数 | 期間損益 | 勝率 | 通貨ペア | 売買モデル | 応募数 |
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44 | 18 | 26 | 7.64 | 40.91% | ドル円 | ボラティリティランナー | 1 |
44 | 19 | 25 | 7.27 | 43.18% | ユーロ円 | ボラティリティランナー | 4 |
44 | 20 | 24 | 6.34 | 45.45% | 豪ドル円 | ボラティリティランナー | 2 |
中間発表時点から一番大きな変化があったのが『ドル円』でした。中間発表時点では、ボラティリティーの大きな『豪ドル円』が有利に動いていたのですが、それ以降、相場は保ち合いになって、MAマスターにとって不利な展開になり、逆に一定幅で収益をあげていくボラティリティランナーに有利に傾く結果となったと思います。特に第2弾においては『ドル円』の動きが活発化した分プラスに働いて、1位になる要因になったと考えられます。ちなみに、第2弾より1カ月前にスタートしていた第1弾コンテストの第1位の売買モデルもボラティリティランナーですが、こちらの通貨ペアは『豪ドル円』でした」
誠二「年末に掛けて対ドルで円高が進むなんて考えて、通貨ペアでドル円を選んだのはオレだけだったけど、実際は米経済の回復期待でドル高に行っちゃったんだよね。オレ、自分でもドル円を裁量でトレードしていて、円高という考えに凝り固まっていたので損を出してしまった。下手な相場観より、シストレでやった方が良いことを実感したよ。それにWest Village Investmentの西村社長が言ってたようにそんなにストレス感じなくてできるし。年末にストレス抱えてどうするのって感じだった(笑)」
黒田「コンテスト期間内の変動幅は、豪ドル円が 7.688円、ドル円が 8.298円、ユーロ円 が8.879円で、単純に考えれば、変動幅のあるものが有利のように思えますが、それ以上に影響するのは、相場の動き方にあるようですね」
ケイト「私はMAマスターがイケル! って自信があったんだけどなあ。実際、第1弾ではMAマスター 豪ドル円がスタート時はリードしてて、最終的にも2位と健闘したじゃないですか」
黒田「一方的な相場展開と思えばMAマスター、動くものの揉み合いながら推移すると思えばボラティリティランナーを選んでいくほうが有利だと思います。中長期に売買するのであれば、やはり相場変動があるものでないと収益機会に恵まれないことから、MAマスターで売買しながらボラティリティランナーを取り入れて売買していくことが有効な活用方法ではないでしょうか」
シストレコンテスト続々
エコアジ隊「なるほど! 良いヒントをもらいました。コンテスト第3弾があるのなら、そのときに活かそう! 」
黒田「まだ第3弾の予定は決まっていないんですが、現在、マイコミジャーナル主催の親子でシステムトレードに慣れ親しんでもらう『エコトレ・コロシアム』に当社は特別協賛していますので、ぜひ親子でこのコンテストにご参加いただければと思います。お子さんの応募資格は小学校1年生から中学3年生までなので、祐吾君の参加は難しいんですが(笑)」
誠二「うちも『エコトレFX』コンテストに参加したことで、よく親子でコミュニケーションを取ったよね。一等賞は逃してしまったけれど、息子と話す機会を与えてもらったということは、賞金50万円以上の価値があるかな」
祐吾「そうだよね、おやじとは僕の就活もあって、ずっとすれ違いの生活だったけど、FXをネタにして、色々なことを話せたしね。それに少しだけど、FXとシストレのことが分かるようになったから、またコンテストがあったらぜひ再挑戦してリベンジを計りたいと思います」