夏から秋の変わり目となるこの時期、秋を簡単に印象づけるには、カーキのチノパンを取り入れることをお勧めしています。これだけで、誰でも簡単に季節感を印象づけできるのです。
また、チノパンはベージュのイメージが強いかもしれませんが、カーキはトレンドのアースカラーと相性抜群です。ただ少し間違えると、秋らしさどころか「単なる地味な人」に見えてしまいます。
『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者がその微妙なポイントを解説します。
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カーキのチノパンを履く時に「注意したい」ポイント
カーキチノに明るい色を合わせよう
ベージュやグレー同様、中間色に含まれるカーキは、割と何色であっても合わせやすいという特徴があります。しかも定番のベージュチノより濃色なので、全身がグッと引き締まって見えるのです。
ただ、秋の季節感を連想させつつ引き締まるカーキチノは、ダークカラーに合わせた途端、爽やかさが不足し、特に40男は、老け込んだ印象になりがちです。
そこでカーキチノを合わせる際、必ず明るい色をワンポイントで取り入れましょう。例えば、白スニーカーや白Tシャツを取り入れてみてください。どこか1ケ所明るい色が入るだけで、カーキチノに爽やかさが加わります。
アンクル丈でスッキリ見せよう
パンツのたるみで靴が隠れる見え方は重々しい印象を与えがち。特に濃色チノパンの場合、その野暮ったさが余計に強調されてしまうのです。とはいえ青春時代に腰履きをしてきた40男にとって、短めのパンツに抵抗を持つかもしれません。
そこで寸が足らない程度の秋色アンクルパンツをスッキリ見せる工夫をお伝えします。それはボリュームあるスニーカーを合わせること。短いパンツ丈であっても、靴とパンツの丈が合っているように見えるのです。
服装で好印象をつくるコツは全身のバランス。秋色の渋めカーキチノを選んだ際、「明るい色のワンポイント」と「アンクル丈で軽さを出す」という2点で大人っぽいおしゃれを実現しましょう。
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くるぶし丈のアンクルパンツにボリューミーなスニーカーを合わせたコーデ事例
