缶詰博士の黒川氏によると、さまざまな味付けのごはん缶詰が増えているそうです。中にはおかずまで入っているものもあって、それ1缶で食事が完結。忙しくて時間がない時に、ありがたい存在かもしれません。
「本日のおすすめはトマトリゾット缶です。味が付いているし、具も入っているし、常温でも食べられるのがすごいんです」と、博士も得意満面。さっそく紹介してもらいましょう。
本気度がすごい
「能ある鷹は爪を隠す」と申しますが、伊藤食品さんもそんな缶詰メーカーであります。この「美味しいトマトリゾット」がまさにそれで、デザインは親しみやすいし、お味もとってもマイルド。だがしかし、中身の本気度がすごいのだ。
思いがけずクリーミー
この寒空の下、トマトリゾット缶を外に連れ出した。常温でも食べられるというので、あえて冷たい状態で試食するんであります。
フタを開けると、冷えた中身はちょっと固まっている。でもスプーンを入れると、すんなりと入るくらいの柔らかさではある。
鼻を近づけてスンスンすると、思いがけずクリーミーな匂いがする。原料に生クリームが使われているのだ。
いかにも健康に良さそう
ひとくち頬張ると、まず生クリームの芳醇な味・香りが口いっぱいに拡がって驚く。トマトなどの野菜のうまみは、その後やや遅れて攻めてくる感じだ。
ごはんには玄米が使われている。水分を多めにして炊くことで、常温でも柔らかい状態が保たれている。胚芽部分のプチプチした食感が、いかにも健康に良さそうだ。何しろ玄米は、白米に比べて食物繊維が約4倍、ビタミンB1は約 1.8倍で、ミネラル類も豊富なのだ。
ちゃんと美味しいけど、やっぱりこの缶詰は温めたほうがおいしそうだ。リゾットは元々、温かい料理なんだから。
野菜はグリルで、鶏は生から使用
かくのごとし。鍋に移して熱々に温めた。常温の時よりも、各食材の匂いがはっきりと分かるようになった。
このリゾット缶のすごいところは、具に使われている野菜(ズッキーニ、黄ピーマン、赤ピーマン、玉ねぎ、人参)を、一度グリルしてから使っていることだ。野菜は加熱することで甘み、うまみが出てくることは言を待たない。
メインの具として鶏肉も入っているが、これはグリルせず、生の状態から使っている。玄米や野菜と一緒に缶内で炊くことで、鶏のうまみが全体に染みわたり、かつ肉自体が柔らかく保たれている。ずいぶんと手間の掛かることをやっているのであります。
そういうところですぞ、伊藤食品さん!(ほめてます)
缶詰情報
伊藤食品/美味しいトマトリゾット 225g 12缶で3,880円(1缶約323円)
同社直販サイトやスーパーなどで入手可