上司との関係は、働く人の幸福度やキャリア意識を大きく左右します。厚生労働省が公表した令和5年度版「職場のハラスメントに関する実態調査」によれば、労働者の19.3%が過去3年以内に「パワーハラスメントを受けたことがある」と回答しています。
こうした数字は、誰もが“当事者”になり得る現実を映しています。指導と圧力の境界、励ましと叱責のバランス──。上司と部下の関係に潜む小さなすれ違いが、職場の空気を大きく変えることもあります。
そこで、マイナビニュース会員にアンケートを実施し、職場にいた「やばい上司」について聞いてみた。実体験からエピソードを抜粋し、漫画で紹介していこう。
若手には理解できない…? 上司が語った“変わりたくない理由”
社内の連絡手段がメールからチャットツールへ移行すると聞き、若手は効率化に喜ぶ一方、上司は“もう新しいことを覚えるのがつらい”と本音を漏らす。“世代ギャップ” は、職場で誰もが直面したことがあるのでは?

高圧的、気分屋、パワハラ…やばい上司のうまい対処法は? ✅『やばい上司』全178話を一気読み
理想の上司とは
上司という存在は、指示を出すだけではなく、職場における「安心感」や「信頼感」のバロメーターにもなります。この漫画が映し出したのは、上司と部下の間に響く一瞬の言葉や表情、その影響が組織の文化や、働くひとの生き方にまで連鎖していくということです。今後は、単なる役職の上下だけでなく、「人としての関わり」が尊ばれる職場こそが、誰もが安心して働ける社会へとつながる道筋となるでしょう。
調査時期: 2022年9月22日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート



