この連載は、「カッコ良くなりたい! 」と思う全ての男性へ贈る、美容のあれこれをお伝えするコーナーです。
前回は洗顔の仕方についてご説明致しました。読んでくださった方は、正しい洗顔の習慣は続いていらっしゃるでしょうか? 今回はその後の「保湿ケア」についてお話します。
洗顔でさっぱりしたら、そのあとは特に何もしない……という方も多いのではないでしょうか? しかし美肌づくりのためには、それはとてももったいないことです! 洗顔後のお肌は乾燥しやすくセンシティブな状態です。特に男性のお肌はひげ剃り等で肌荒れしやすく日焼けをしている場合もあります。そんな男性のお肌にこそ、「保湿ケア」をおすすめします。好感度アップの肌を手に入れるために、簡単なもうひと手間を取り入れてみましょう!
洗顔後の保湿ケアのコツ
前回、洗顔後は清潔なタオルでやさしく水分を取ることをお伝えしました。その次のステップとして、洗顔後はなるべく早めに「保湿ケア」をしましょう。なぜ早めが良いのかというと、洗顔後は汚れだけではなく皮脂も一部洗い流され、乾燥しやすい状態だからです。
まずは化粧水をつけます。適量(1回の使用量の目安は500円硬貨大)を手のひらまたはコットンにとり、乾燥している肌に水を浸透させるイメージでつけてみてください。「顔に何かつけるのは苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、同じ化粧水でも、さっぱり、しっとりなどのタイプがありますので、さっぱりタイプを選んでみると良いでしょう。また、保湿に効果的な成分としてはヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどがあります。選ぶ際のひとつのポイントにしてみてください。
そして、「保湿ケア」は化粧水だけでは終われません。その後の乳液もしくはクリームが重要なポイントなのです。化粧水をつけただけでは、うるおいは放っておくと蒸発してしまいます。乳液やクリームでフタをすることで、「保湿ケア」が完了するわけです。
乳液やクリームは顔全体から首にかけて、うすくのばしましょう。首も年齢が出やすい箇所ですので保湿ケアが大切です。忘れずに塗りましょう。お肌が乾燥すると感じる箇所(乾燥しやすい目元や口元など)は重ねづけがおすすめです。反対に、べたつきが気になりやすい額や鼻周り、あごなどは控えめにしてもかまいません。お肌の状態にあわせて調節しましょう。
自分に合った商品の選び方
化粧水や乳液、クリームをそれぞれ選ぶのが面倒だという方には、化粧水・乳液(クリーム)などが一緒になったオールインワンタイプや、同じシリーズで揃えるのもおすすめです。選ぶときのポイントは、「自分のなりたい肌はどんなものか? 」です。乾燥が気にならないうるおった肌、ニキビが気にならないすこやかでなめらかな肌、テカリのないさらさら肌など、なりたい肌を想像しながら選ぶとモチベーションアップにもなります。さっぱり、しっとりといった使用感や香りの好み、お肌に合うかなどを確認し、長く使い続けられそうなものを探してみましょう。
「保湿ケア」まで終えた肌を改めて触ってみてください。しっとりしていつもよりなめらかさを感じませんか? お肌の保湿、朝晩の洗顔後に続けてみてくださいね。
続けていくうちに効果が出てくることを期待して、習慣になればしめたもの。男の美肌づくりを着実に進めていきましょう。