![PSGがバイエルンを下して2季連続のCL決勝進出! [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ準決勝のセカンドレグが6日に行われ、バイエルン(ドイツ)とパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)が対戦した。
アーセナル(イングランド)の待つ決勝への切符をかけ、欧州屈指の名門同士が再び激突する。連覇を達成したブンデスリーガでシーズン最多得点記録を54年ぶりに更新したバイエルンはCLでも安定した戦いを披露。リーグフェーズを7勝1敗の2位で終えると、アタランタを2戦合計10-2、レアル・マドリードを6-4で退け準決勝へ駒を進めた。一方、前回王者PSGはノックアウトフェーズへのストレートインを逃したが、プレーオフでモナコとの同国対決を制し、その後はチェルシーに8-2、リヴァプールに4-0と快勝。シーズン終盤にかけて尻上がりに調子を上げ、連覇が現実味を帯びている。
PSGの本拠地『パルク・デ・プランス』で行われたファーストレグは激しい撃ち合いに。先制を許したPSGだったが、フヴィチャ・クヴァラツヘリアとウスマン・デンベレがそれぞれ2ゴールと躍動し、大量5得点で先勝に成功。一方、一時は3点ビハインドとなったバイエルンだが追い上げを見せ、1点差で『アリアンツ・アレーナ』へと帰還した。王者が逃げ切り連覇に王手をかけるか、はたまたドイツの盟主が逆転で6シーズンぶりの決勝進出を果たすのだろうか。
開始早々の3分にスコアが動く。自陣左サイドでボールを受けたクヴァラツヘリアがファビアン・ルイスとの大きなワンツーでバイエルンのハイラインを攻略し、ドリブルでボックス内左へ侵入。マイナスへのグラウンダーの折り返しをデンベレが豪快に蹴り込み、PSGが幸先良く先制した。
2戦合計で2点を追うこととなったバイエルンはミカエル・オリーズとルイス・ディアスの両翼にボールを集めてチャンスをうかがう。28分には下がって起点を作ったハリー・ケインのサイドチェンジからオリーズが仕掛け、カットインから左足を振ったものの枠を捉えることができず。その3分後にはヴィティーニャのクリアが自陣ボックス内のジョアン・ネヴェスの腕に直撃し、バイエルンの選手たちは一斉にPKを主張したが、主審はノーハンドの判定を下した。
33分、ゴールからやや離れた位置でFKを獲得したPSGはヴィティーニャの長いクロスにJ・ネヴェスが頭で合わせたが、ここはGKマヌエル・ノイアーが左手一本で好セーブ。44分にはバイエルンにチャンスが訪れ、オリーズのヒールパスを受けたジャマル・ムシアラがボックス手前中央まで侵入しそのまま左足を振るも、GKマトヴェイ・サフォノフに阻まれ前半はPSGの1点リードで終了した。
後半はややオープンな展開となり、56分にヴィティーニャのパスを受けて右サイドのスペースに抜け出したデジレ・ドゥエの強烈なシュートがGKノイアーを襲う。PSGはその直後にもチャンスを作ったが、クヴァラツヘリアが深い切り返しから放った一撃もGKノイアーに阻まれた。さらに64分には速攻から再びドゥエのシュートが枠を捉えるも、GKノイアーが右手一本で弾き出す。対するバイエルンは最後の局面で相手の守備を崩し切れない場面が続く。
勝ち上がりのためには最低でも2得点が必要なバイエルンはアルフォンソ・デイヴィス、ニコラス・ジャクソンを投入して状況の打開を図るも、ボールはPSGのブロックの外側を回り、なかなか決定機を作り出すことができない。一方、リードを保つPSGは相手の攻撃を受けつつ、クヴァラツヘリアやブラッドリー・バルコらのスピードを生かしたカウンターで決定的な追加点を狙いにいく。
攻め続けたバイエルンは90+4分に上手く内側を取ったA・デイヴィスのラストパスからケインがネットを揺らして1点を返したが反撃はそこまで。試合は1-1で終了し、2戦合計スコアを6-5としたPSGが2シーズン連続で決勝へ駒を進め、連覇へ王手をかけた。日本時間31日に行われる決勝ではアーセナルと対戦する。
【スコア】
バイエルン 1-1(2戦合計:5-6) パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 3分 ウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン)
1-1 90+4分 ハリー・ケイン(バイエルン)