山見大登(左)と吉田泰授(右)のケガが明かされた [写真]=兼子愼一郎

 東京ヴェルディは4日、FW山見大登、DF吉田泰授の負傷を発表した。

 山見については、4月18日に行われた明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第11節のジェフユナイテッド千葉戦を最後に公式戦のメンバーから外れており、状態が心配されていた。クラブからの発表によると、山見はトレーニングにて負傷していたという。左ひざ前十字じん帯損傷と診断された。

 一方で、吉田は4月29日に行われた明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第13節の鹿島アントラーズ戦に先発出場すると、1-1で迎えた前半終盤の40分には、右サイドを抜け出したMF松橋優安のクロスボールからヘディングシュートを叩き込み、東京Vを2-1での勝利へ導く活躍を見せていた。だが、同試合の後半アディショナルタイム、左ひざを捻って負傷交代。クラブからの発表によると、吉田は左ひざ複合じん帯損傷および半月板損傷に見舞われたという。

 山見、吉田ともに、全治までに要する期間は明かされていないが、ケガの種類から考慮すると、明治安田J1百年構想リーグの開催期間中にピッチに戻ってくることは難しそうだ。回復の状況次第ではあるが、2026-27シーズンの開幕にも間に合わないかもしれない。

 今シーズン、山見は先発出場の機会こそなかったが、“ジョーカー”としてここまで9試合のピッチに立っており、2月21日に行われた第3節FC町田ゼルビア戦では、0-2で迎えた89分に反撃の狼煙を上げる1点を決め、最終的にチームはPK戦を制して勝ち点「2」を積み上げていた。

 吉田はここまで11試合に出場しており、FW染野唯月と並んでチームトップの4得点をマーク。先の町田戦の後半アディショナルタイムにヘディングシュートで値千金の同点ゴールを決めたほか、第4節の横浜F・マリノス戦、第9節の千葉戦では、正確な左足から放たれた直接フリーキックで得点もゲット。序盤戦までは途中出場が続いていたが、負傷した鹿島戦までは3試合連続でスターティングメンバーに名を連ねており、先の通り、同試合では得点も挙げていた。

 今月3日に行われた柏レイソル戦を1-0で制したことで、東京VはPK戦も含めると今季最多の4連勝を記録。消化試合数が1つ少ない状況ながら、地域リーグラウンドのEASTグループでは4位につけている。さらなる浮上が期待される終盤戦を前に、山見と吉田の離脱が決まり、チームにとっては大きな痛手となってしまった。

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