タイガー魔法瓶が全国の20代から60代の男女608人を対象に「熱中症と水筒に関する意識調査2026」を実施した。
調査によると、「春の熱中症」について理解している人は3割程度にとどまり、約7割が春の熱中症・脱水症のリスクを抱える“予備軍”に該当する可能性があるという。
調査では、今年3月時点で日中に暑さを感じたことがある人が55.1%と半数にのぼった。
一方で、熱中症対策を始める時期については「6~7月から」と回答した人が55.0%と最も多く、暑さを感じているのに対策していない人が多い「対策の空白期間」が生じていることがうかがえる。
「春の熱中症」という言葉自体の認知率は62.4%と6割を超えたものの、「対策も含めて理解している」と回答した人は32.1%にとどまった。年代が上がるほど認知率や理解度が低下する傾向も見られ、50代以上では春の熱中症を「知らない」とする人が半数近くにのぼった。
また、春の熱中症対策を知っていると回答した人のうち、約半数が正しい水分補給の方法を誤って認識していることも明らかになっている。
医師の見解をもとに、春の熱中症・脱水症予備軍に該当する人を分析したところ、65.3%が該当した。気圧や気温の変化で体調を崩しやすい人や、喉の渇きを感じにくい人、ダイエット中で水分や食事を制限している人などは、特に注意が必要だという。
水分補給の実態を見ると、「1日あたり1リットル程度」という推奨量を満たしている人は59.2%と約6割に達した。一方で、「喉が渇く前に少しずつこまめに飲む」といった正しい飲み方を実践できている人は25.0%にとどまり、7割以上が適切な水分補給方法を実践できていない結果となった。
専門家は、春の熱中症・脱水症対策として、喉の渇きを感じる前に少量ずつ水分を摂取することが重要だと指摘する。一度に大量の水を飲むと、体が余分な水分として排出してしまいやすく、体内に水分がとどまりにくいという。1回あたり15~30ミリリットル程度を目安に、1日を通してこまめに補給することが、体調管理につながるとしている。
※タイガー魔法瓶「熱中症と水筒に関する意識調査」より引用




