マイナビは2026年4月9日、「中途入社1年以内の社員に聞いた"ホワイトハラスメント"に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年12月18日~25日、2025年に転職した中途入社1年以内の20~50代の正社員1,446人を対象にインターネット調査形式で行われた。
「ホワイトハラスメント」の認知度
同調査における「ホワイトハラスメント」とは、上司や先輩が部下や後輩に対して、過剰な配慮のもと業務のサポートや業務量の調整を行うことで、結果的に部下や後輩の成長機会を奪う行為を指す。
中途入社1年以内に中途入社した正社員のうち、「ホワイトハラスメント」という言葉を聞いたことがある割合は56.9%で、半数を超える結果に。
そのうち、「内容も理解している」(29.3%)人と「内容は分からない」(27.6%)人は約半々となった。また、「ホワイトハラスメント」の認知について、年代別では30代の認知度が60.7%で最も高く、次いで20代(59.4%)となった。
「ホワイトハラスメント」の経験有無
中途入社した現在の職場において、「ホワイトハラスメント」だと感じた経験があるか聞いたところ、「経験がある」と回答した人の割合は13.6%。
年代別では、30代・40代がいずれも14.8%と他年代よりやや高い結果に。
具体的に「ホワイトハラスメント」だと感じた内容を聞くと、「先輩が先回りして全て行なってしまった」「責任のある仕事を一切任せてもらえず、残業は厳禁だから早く帰ってと毎日促されることに虚しさを覚えた」など、成長機会を与えないような配慮に対する回答や、「健康診断や出産の面で昇進すると大変だから今回は見送るといった通達があった」「仕事が途中にもかかわらず、定時だから帰るよう言われた」など、本人の意思を確認しないまま、行動やキャリアの選択を制限されたといった回答がみられた。
「ホワイトハラスメント」は、意図的ではなく良かれと思った配慮が要因であるケースも見られ、本人の意向とのすり合わせが組織内で不足した結果として生じている可能性が示唆される。
「ホワイトハラスメント」経験者のうち、1年以内に転職したいと思う割合は71.4%
今後1 年以内の転職意向について聞いたところ、ホワイトハラスメントの経験がある人は「転職活動をしたいと思う」割合が71.4%となり、経験がない人(48.1%)と比べて23.3pt高い結果となった。
ホワイトハラスメントを経験した人ほど、自身のスキルや能力を伸ばせる環境を目指して、転職を検討している可能性が考えられる。





