大研バイオメディカルが、新生活(入社、転職、異動、引っ越しなど)を経験したことがある20~50代の男女400名を対象に実施した調査によると、約5割がストレスの増加を実感していることが分かった。

新生活による環境の変化が、多くの人にとってストレスや疲労につながっている実態が浮き彫りになった。

  • Q1.これまで新生活を迎えた際、ストレスや疲れは増えましたか? (単一回答)

    Q1.これまで新生活を迎えた際、ストレスや疲れは増えましたか? (単一回答)

調査では、「これまで新生活を迎えた際、ストレスや疲れは増えましたか」との質問に対し、「とても増えた」「やや増えた」と回答した人の合計は49.75%となり、約半数が心身の負担を感じている結果となった。環境の変化が大きい新生活の時期には、無意識のうちに心身の負担を感じている人が多いことがうかがえる。

  • Q2.新生活を迎えた際、睡眠の質はどのように変化しましたか? (単一回答)

    Q2.新生活を迎えた際、睡眠の質はどのように変化しましたか? (単一回答)

「新生活を迎えた際、睡眠の質はどのように変化しましたか」という質問では、「やや悪くなった」「とても悪くなった」と答えた人が30.5%にのぼり、約3割が睡眠の質の低下を実感していることが分かった。生活リズムの変化や新しい環境への適応が、睡眠にも影響を及ぼしている可能性が示唆される。

  • Q3.新生活で特に負担を感じたことは何ですか? (複数回答可)

    Q3.新生活で特に負担を感じたことは何ですか? (複数回答可)

新生活で特に負担を感じたことについては、「人間関係」が最も多い回答となった。次いで「新しい仕事・学業」「将来への不安」が続き、環境の変化に伴う精神的・身体的な負担が大きな影響を及ぼしている様子が浮かび上がった。

  • Q4.新生活中、コンディション維持のために意識していたことは何ですか? (複数回答可)

    Q4.新生活中、コンディション維持のために意識していたことは何ですか? (複数回答可)

一方で、新生活中のコンディション維持に向けた行動に対しては、「睡眠をしっかりとる」「リラックスする時間を作る」といった基本的な対策に加え、セルフケアの一環としてサプリメントなどの栄養補助を取り入れる人も一定数存在していた。忙しい日常の中でも、自分なりの方法で体調管理を行おうとする姿勢がうかがえる。

今回の調査結果について、日本睡眠学会所属の総合内科専門医である網代洋一氏は、新生活の時期は環境の変化によってストレスが蓄積しやすく、生活リズムの乱れや睡眠の質の低下を感じる人が増える傾向にあると指摘する。十分な睡眠やバランスの取れた食事が重要である一方、現実にはそれを実践することが難しいケースも多く、近年はセルフケアの選択肢としてサプリメントなどを取り入れる人も増えているという。

無理に理想的な生活を目指すのではなく、自身の状況に合わせた方法で、継続的にコンディションを整えていくことが重要だとしている。