池田模範堂は2026年3月23日、花粉症の自覚症状を持つ全国20歳〜69歳の男女1000名を対象とした「耳のかゆみに関する調査」の結果を発表した。本調査は2026年2月3日〜5日の期間、楽天インサイトを通じてインターネット調査方式で実施された。花粉症の症状の一つとして耳の中がかゆくなる「花粉耳」の実態や、耳掃除の習慣、対処法について明らかにしている。
6割以上が「週に1回以上」耳掃除をする実態
普段の耳掃除の頻度について、週に1回以上耳掃除を行っている人は62.5%と6割以上を占める結果となった。普段の耳掃除方法では「綿棒」(52.1%)と「耳かき」(40.6%)が合わせて9割にのぼり、ほとんどが綿棒・耳かきのいずれかで行っている。タイミングは「お風呂から上がった後」(56.5%)や「家でゆっくりしている時」(53.1%)が半数以上を占めるという。
6割が「耳のかゆみ」を自覚、掃除の理由も半数が「かゆいから」
日頃から耳の中がかゆくなる症状が「よくある」(9.4%)、「時々ある」(51.1%)と、6割が日常的に耳のかゆみを抱えていることが明らかになった。耳掃除をする理由についても「耳を清潔にしたいから」(56.1%)に続き、「耳がかゆいから」(51.3%)が半数を超え、かゆみをきっかけに耳掃除を行っている。
耳のかゆみに「治療薬」を使う人はわずか5%
耳の中がかゆい時の対処法は、「耳かきや綿棒、自分の指などで直接かゆいところをかく」(63.5%)が最も多く、次いで「何もせずに我慢する」(23.1%)となった。一方、「耳のかゆみ治療薬を塗布」(3.9%)や「服薬」(1.0%)といった治療薬の使用は約5.0%にとどまっており、正しい対処ができていない人が多数派だという。
4人に1人が「花粉耳」を自覚、花粉が多い日ほど顕著に
花粉症の症状として耳の中がかゆくなることは、「よくある」(5.8%)、「時々ある」(19.9%)と、約4人に1人が「花粉耳」を抱えている結果となった。そのうち4割以上(41.2%)が、花粉の飛散量が多い日に耳のかゆみを「感じる」「時々感じる」と回答し、耳のかゆみは花粉症の症状の1つとして一定数存在することが示された。
4割以上が「耳のかきすぎ」、誤った対処が炎症を招く
花粉症による耳のかゆみに対し、46.9%が「耳かきや綿棒、指などで直接かく」ことで対処している。花粉症の症状による耳かきのしすぎは「よくある」(9.2%)、「時々ある」(35.0%)と、4割以上(44.2%)が耳をかきすぎている。間違った対処法によって、耳の中の炎症をより悪化させている可能性が考えられるという。
花粉症による耳のかゆみは、無理にかかず適切な治療を
川崎医科大学の原浩貴氏によると、花粉症で耳がかゆくなるのは「関連痒覚(かんれんようかく)」という神経の仕組みが主な原因だという。鼻の粘膜の炎症信号が耳のかゆみとして感じられるため、まずは抗ヒスタミン薬などで鼻のアレルギー症状をしっかり抑えることが重要となる。
また、外耳道の皮膚は非常に薄くデリケートなため、かゆいからと強く掻くと外耳炎などを引き起こす恐れがあるという。耳のかゆみが気になる場合は、耳専用の塗布薬などを活用して症状を和らげることも有効だが、つらい症状が続くときは、無理にセルフケアを続けず耳鼻咽喉科を受診してほしいと呼びかけている。
ムヒERは、「掻かずに治す」新しい耳ケアの習慣を提案
池田模範堂の研究開発担当者によると、耳のかゆみへの正しい対処は「掻かずに炎症を抑える」ことだという。ムヒERは抗炎症成分PVAが炎症を抑え、メントールの清涼感がかゆみを和らげる。エタノールフリー処方で刺激を抑え、適度な粘度で液垂れを防ぐほか、綿棒に最適な量が含まれる独自の「くるピタ容器」を採用している。
使い方は、フタが閉まった状態で容器をひっくり返して戻し、フタの中にたまった薬液を清潔な綿棒にしみ込ませる。耳の入り口付近にやさしく塗布し、耳の奥まで入れないことが大切だという。かゆみが気になるときに1日数回使用でき、症状が長引く場合は耳鼻咽喉科の受診が推奨されている。






